留学に行きたい理由2

まず、留学してなにを学びたいのか。
留学後、なにをしたいのか。

自分がなにをしたいのか、なにを目指しているのか、路頭に迷ったら、
①初心を思い出す
②今現在の欲に耳を傾ける
③将来どんな人間になりたいか考える

たぶんこれ有効。

では
大学に入るとき、なぜ仏文にしたんだっけ?

専攻は、英文と社会学とで迷ったなあ…。
でも高3のとき英語で挫折して軽度の英語アレルギーになったから英文は候補からはずれた。
社会学と迷いつつも、仏文を選んだ決め手は、美術史を学べるという点。

そういえば小学生のとき図書室で西洋絵画の本をよく見てたなあなどと思い出した。こういう小さいときの興味関心って後々につながってくるもんなんですね。

結局ゼミまで美術史。大学1年のときの美術史の授業が面白くて、あと教授の教え方もわかりやすくて、この教授にずっと教わりたいなと思った。結果ずっとその先生のもとで教わってる。

あと、仏文選んだからには、フランス語しっかりやろうと思った。成績は真ん中くらいだったけど、2年次と3年次の夏に1か月語学留学もしたし、資格試験も受けて、私にしては物事に対して積極的になった方だと思う。
この留学では、フランス語を完璧にしたいっていう気持ちも結構ある。もちろん理解力をちゃんと身に付けてから行くけども。

②今の素直な気持ち…。

大学2年の時にTinderを使い始めて、フランス人の彼氏が出来た。
ワーホリで来日してて、付き合って7か月くらいの頃帰国してしまった。
遠距離恋愛継続中。

はい。彼氏のそばに行きたいからフランスに行く。それは確か。てへ

まあそれはそうとして、彼と付き合う前からフランスの大学に行きたいなあという願望は持っていた。
そう思い始めたのは大1のときで、やっぱ根は真面目っていうか勉強は嫌いじゃないんだよね!でもその時は現実性ないなと思ってたのに、いまやもう少しで手が届きそう。やった!

単純に、勉強を続けたい。大学4年間じゃ、専門知識が身に付いたといえない。だから、学んでいる分野の本場へ行ってちゃんと身に付けたい!完璧主義な一面がでてきました。

まあ4年間、フランス語やフランス文化、美術史について学んできて、就職先としてフランスに関係ないとこに行くのも、選択肢としては否定しませんが…、私としては、この4年間の学びも仕事に活かしたいなと思うところ。

ほぼ22年生きてきて、まだ何者にもなれてない自分にモヤモヤするのかな。自分を定義する何かが欲しいな。それが美術史とかフランスといったワードで浮かんできた、的な。

(ま、生まれた時点で自分は何者でもない自分ですけどね!)

③理想の将来像

高校受験とか大学受験とか就活とか人生の節目に立つと悩みがちなやつ。

自分が自由な休暇も無しに週5で、何かしらの責任を負いながら働いてる姿、全然想像できん。いつも誰かに守られてきたので、社会に出るって怖い。まあ誰だっていつかは社会にでるんだ。

内面的な話だと、
何歳になっても子供の心を忘れないで、既成概念を疑う気持ちを忘れないで、自分なりの芯を持ち続けたい。
芯のある人って憧れる。何にも染まらない、自分だけの色を持ってる人…。
あ、また何者にもなれてないコンプレックスが出てきた。

仕事の面だと、やっぱ今の学びを生かせる仕事が良いよねえ。
美術関係。学芸員、ギャラリー運営、キュレーター、デザイン関係とか?
ここらへんもリサーチ必要だな。
美術とビジネスって分けて考えられがちだけど、生きてくにはアートの世界の人間だろうがなんだろうがお金は必要。だから学びを続ける上で、「アートと資本主義」「アートビジネス」についても勉強していかなければ

さあ、①〜③が出揃った!
留学を通して私がやりたいこと、見えてきた。

西洋美術史の研究を続ける。
その知識を資本主義社会でどう活かすのか模索しつつ

じゃあ、フランスを選ぶ理由は…?
・美術作品や豊富な文献などの資料にありつけやすく、質の高い研究が出来る。
・それに学費もリーズナブル。学生に対する支援制度も充実している。
・4年間学んだ語学能力を確実なものにしたい。


よし、目的が明確になったところで、留学に向けて準備していこう!お金とか語学試験とか…。


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留学を目的じゃなくて手段だと考えるの、大事ですよね**


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