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花粉症邂逅

私が花粉症と診断されたのは、2005年のことだった。スギとブタクサの花粉症である事実をつきつけられ、かなり凹んだことを思い出す。

花粉先輩のヘレン姐に自由が丘のそば屋で慰労してもらった。
会話の中で、ヘレン姐の杉浦日向子の「ひなこ」の発音が吾妻ひな子に聞こえてしまい、帰り道でひな子師匠のことを思い出していたら、なぜかタイヘイ夢路を思い出した。そしたら三人奴を思い出したのはよいが、メンバーの名前が笑顔と笑美子と、もう一人の真ん中の男性の名前が思い出せず、ネットで検索したら「小やっこ」だとわかり溜飲を下げる。ああ、ネットはありがたい。

しばし、音曲漫才のことを考えてみた夜。自分の中では宮川左近ショーが一番好きなのだが、以前、ハワイで「ミスハワイ」を取材したとき、現地のコーディネーターが「こちらミスハワイの~」というたび、頭の中でギロの音と「ア~イ~ヤ~、伸さんも~」「いややったら、帰れや!」という声が鳴り響き、笑いをこらえるのに苦労したことなど思い出し、感慨にふける。

ブログ「パーラー永浜商店」より加筆転載。


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