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イタリア・リミニ後記1

皆様、こんにちは。

2週連続イタリアの旅、2週目は海のすぐそばのリゾート地Riminiに行って来ました。リミニは夏、とても大きなクラブカルチャーがあり、大勢の人で賑わうのだそうです。わたしはこの土地を知らなかったけど、ヨーロッパの人はみんな知ってたもんね。

フィレンツェ空港を使ったのですが、これが大失敗でした。次回はボローニャを使いなさい!と言われたんだけど、なんとボローニャを経由しないとリミニにいけないんですね。スムーズに行ければ3時間程だったのですが、行きにかかった時間はなんと12時間!

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何でかと言うとまず飛行機が1時間半遅れ、フィレンツェからトラムに乗って電車に乗り換えようとしたら、まさかのキャンセル(電車が来ない)。待って待ってやっと乗れたと思ったら、次の乗り換えで再びキャンセル。再び待って待って(2時間)やっと乗れたけど、リミニに着いたのは夕方18時。当初の予定はお昼過ぎの1時でした。この日は色々ケチ着いたんですよね。飛行機が遅れると言うのもそもそも大ケチなんですが、パリの空港で買ったばかりのマニキュアを落として割ってしまったり、フィレンツェからの電車に座れなかったり、待つ駅にベンチがなくてずっと立って待ってたり(これが2回…)、最後の電車が遅延していたり。

無事に着いてよかったけど、本当に疲れました。幸いこの日は移動のみで仕事がなかったのがよかったかな。

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何でもこの状況は、イタリアでは通常だと言われました。ほとんどの電車が遅れていて(10〜20分までは個人的に許せる)、30分に1本位の勢いでキャンセルが出ていました。わたしは普段googleマップで交通手段を見てるんですが、何故か今回フィレンツェから最適な手段が出ませんでした。イタリアの電車のサイトを見たら沢山の選択肢があったけど。色々苦戦した日だったな〜。

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しかし今回呼んでくれたバーレスクダンサー兼バーレスク教室の講師、ホステルのオーナー、イベントのオーガナイザーなど幅広くそして多忙に動いてるSilvia夫婦の人柄と、素晴らしく美味しい食事に癒されて、12時間の疲れが吹っ飛びました。

彼女は過去に数々の賞をもらっており、あちこちのフェスティバルにもゲスト出演しています。今はほぼ裏方に回ってるけど、以前はバリバリやっていたみたいですね。

そしてイタリアのバーレスクシーンの大きさにびっくりしました。わたしが知らないだけなんですが、なんと大きい事か!
彼女はローマ出身なのですがリミニ出身の旦那と引っ越して来てリミニで家を買い、ゲストダンサーは家に滞在出来て、バーレスクのイベントを大きくしようと活動中なのです。家の中はバーレスクへの愛で盛り沢山。イタリアの各地とアメリカで踊って来た彼女の写真やポスターもあちこちに貼ってありました。

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わたしは以前、ハンブルクでイタリアの女性にアジア人は〜と小馬鹿にされた事があり、イタリア女性は好きだし仲良くなりがちですが、そういった人がいるのも忘れていませんでした。
(そういった思考があるオーガナイザーだとまずアジア人と言うだけで呼んでもらえません。悲しいけどそういった人もいます)

なので今回、ホスピタリティー溢れるSilviaの歓迎っぷりに結構びっくりし、文化の違いやお互いの国の政治、セクシャルな問題まで深い話も色々出来て、本当に感激しました。彼女はコロナウィルスの一件で、差別は恥ずかしい事!とFacebookで何度も書いていました。リミニには中国人の経営する素晴らしいレストランが多々あり、彼女のお気に入りレストランの一つなんだとか。そういった事も人々に伝えられる姿勢がとても好きです。

今では心からリスペクトする女性の一人になりました。

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しかも仕事も段取りもきっちりしていて、気遣いが半端じゃない! パリでバーレスク教室をやってるJulietteもそうだけど、オーガナイザーが長い人や人数を抱えてる人は仕事がきっちりしていますね。気持ちのいい滞在とスムーズな仕事が一緒に出来ました。

初日はもちろん、リミニで1番オススメのレストランへ連れて行ってくれました。リミニは海沿い。新鮮な海鮮のイタリアンなんて、美味しくないはずがなーーーい!!

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魚は何の魚かわからないけど、マリネとフライ、新鮮なタコやイカを使った数々の料理、ムール貝、魚が入った手作りのラヴィオリなどなど。パンもピザみたいで非常に美味しかったです。海鮮文化日本人が他で海鮮を食べると新鮮さが非常〜にわかりますよね。

ティラミスに至っては、彼女の人生で一番美味しいティラミス、と紹介されたのですが、本当〜〜に絶品でした。と言うかどれも凄く新鮮で素晴らしく美味しかった…。飲め飲め、食べろ食べろ攻撃を受け、ほぼ完食。最後はレモンチェロで乾杯。よく食べたせいか舞子はよく食べると思われ(本当ですが)、滞在中いつもお腹空いてないか?と聞かれていました(笑)。

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そんなSilviaのネイルアート。

女性が生理や性文化について黙る必要は全くない、女性器は命の源であり女性はパワフルであると言う考え方の彼女。完全に同意です。

素敵ですよね。


リミニ後記、続きます。

©2010-2020 Maico Tsubaki

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