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✏︎国際ロマンス詐欺師との出会いから、リベ大YouTubeにたどり着く

こんにちは。
maicoです。

前回は国際ロマンス詐欺師Rosenとの出会いについて記事にしました。

彼が私をどのように変えたのか、しかも前向きな方向に変えてくれました。
彼からしてみれば、私を騙そうと必死だったことでしょう。

彼の行動が、私がリベ大YouTubeにたどり着くきっかけとなりました。


✏︎国際ロマンス詐欺師ローゼンとの交流

自称オーストラリア人のローゼンは母親が日本人、父親がオーストラリア人(という設定)だったので、彼の顔立ちがアジア寄りだったことに、私は何も違和感を持っていませんでした。

ローゼンは母の母国である日本に父を連れて行きたいのだと話してくれました。

『なんて親孝行な人だ!それは手助けしたい!』

そう思った私の純粋な(おバカな)感情を返してよ、なんて今では思います。

さて、前回の日記でも書いたのですが、ローゼンとLineのやり取りを始めて2週間ほどで彼が詐欺師だと気づいた私は彼に、


m「あなたは今はやりの国際ロマンス詐欺師だったんですね。さよなら。」


と告げて、彼のLineをブロックしました。

しかし、私たちの交流は3ヶ月に及びました。


私たちの出会いはInstagram。

私はローゼンに
『もう一言文句を言ってやりたい、何者なのか!?』と文句を言いたくなり、
Lineをブロックしてから3日ほどたった後に、彼のInstagramアカウントにDMを送りました。

この時点で私は、ほんの少し、彼が詐欺師でないといいな、という淡い期待があったのだと思います。
そして詐欺師ならば、詐欺師だと本人の口から吐かせたかったのです。(絶対吐かないけど。)

ローゼンは

R「どうしてブロックしたの!?私が入院をしたから?」

R「私は詐欺師なんかじゃない!どうしてそう思うんだ?」


そう私に聞くので、


m「写真は全て偽物です。トリミングしています。」

m「40°も熱があった人が次の日の早朝にランニングするのはおかしい」


そう答えましたが、彼は


R「日本に行ったら案内してくれると言ったじゃないか?
毎日メッセージをしていたのに、急にいなくなってしまって、悲しい!
どうしたらあなたは私を信じますか?」


実際、私は夜の空いた時間はいつも、ぼーっと無感情でSNSを眺めるだけの意味のない時間を過ごしていたので、私の空虚な時間に海外から突然現れたローゼンとのメッセージの時間はとても刺激的で、楽しかったのです。

8割詐欺師だと思いつつも、
『ローゼンがお金の話を出した時点で完全にブロックしよう。』
と決めて、Lineでのやり取りを復活させたのでした。


✏︎1ヶ月の交流後、ついにその時が。


毎朝の朝食メールに始まり、夜は何しているのかの近況報告をする日々が続き、
ローゼンとの交流が1ヶ月ほど続いた頃、ついにその時がやってきました。


R「私は夜は少し忙しい。」

R「これが何かわかりますか?」


そう言ってローゼンから一枚のスクショ写真が送られてきました。

何も知らない私でも、
『暗号資産関連の何かだな。』
とすぐにわかりました。

一応彼の言い分をしばらく聞いてみることにしました。


R「これは私が今増やしたお金です。」

R「あなたもこれを得ることができます。」

R「私があなたを教えます。私はあなたの先生になる。笑」

そんなことを言っていました。


m「私は暗号資産はしません。」

m「自分で理解していないものは行わない主義です。」

m「そもそも投資に充てるお金の余裕もありません。」

m「これ以上私に強制するようであれば、もうLineはしないでください。」

そうローゼンに告げました。

彼は


R「何も怖いことはありません。」

R「強制はしていません。しかしあなたは一人で子供を育てていくには、資産を増やす必要がありますよ。」


『ほっといてくれよ!この詐欺師が!』


と腹が立ったのですが、


『確かに、今の会社で決して高くはないお給料で、
この先ずっとずっとこんな毎日が続くのかな?』


そう考えると、今の自分がとても不自由に感じて、急に怖くなりました。

m「そうですね、ローゼンの言うことは正しいです。」

m「だけど、まずは自分でしっかり勉強します!」


私は、そう答えました。


✏︎本気でお金の勉強を始めました


詐欺師のローゼンからの売り言葉から、私は暗号資産の勉強を始めたわけではなく、
『お金の管理をしっかりしなければ!私は何の知識もない!』

そう感じたのです。
この年でお恥ずかしいことに、私はざっくりとした家計の収支しか把握しておらず、流行りに乗っかってNISAの運用をしていたくらいで、資産運用はおろか、家計簿なども付けていませんでした。


まず手始めに私が始めたこと

・お金の増やし方という書籍を購入
・リベ大YouTubeを聴き始めた


私は手始めに本屋に行き、お金の増やし方、貯め方について書かれた、一番読みやすそうで、入りやすそうな本を手に取りました。
そして、子供が学校に行った後の会社に行くまでの朝の空き時間で、その書籍を読み始めました。

『やっぱり投資かぁ・・・』

なんて思っていた時、成功者がどのようにお金の勉強をしているのか?の情報の中に、いくつか同じYouTubeのチャンネル名が出てきました。
それが、

 ’両学長 リベラルアーツ大学’のYouTubeチャンネル 

です。


実は私、2019年にもお金の見直しをしようと、リベ大の’お金の大学’の書籍を購入し、読んでいるのです。

そこで、一旦しっかり家計の見直しを行なったものの、家計簿などは継続させることができず、すっかり3ヶ月坊主になっていたのです。

『今度こそ、ちゃんと見直そう!』

そう決めた私は、朝のウォーキングや朝食の準備の時間を使って、
リベ大のYouTubeを聴き始めました。

毎日続けている朝のウォーキング時間はいつも音楽を聞いていたのですが、
30〜40分のウォーキングの間に両大学のリベ大YouTubeを大体1〜2本聴く(歩いているので視聴はできず)ことができ、今の自分の家計管理をしっかり見直す必要があることを痛感したのでした。

やばいな、私。という感覚とともに、今すぐにでも変えれることを片っ端から行うことにしました。

何より、リベ大の両学長が動画の締めくくりに必ず、

「今日が一番若い日です!」

と言ってくれることで、39歳を目前にしていた私でさえも、

『そうだ!何歳だとしても、始めるにこしたことはない!』

毎日聴いていたので、両学長の言葉は、それはそれは落ち込む日があっても、背中を押してもらいました。それは、半年近く経った今も変わらず。
言葉の魔法みたいなもので、本当にすごいパワーワードだと思います。

何より、家計管理の為に、一歩でも動き始めた自分に少し自信がつき、
毎朝充実した気持ちが芽生え始めました。

これが何より一番いい効果だったような気がします。


✏︎ローゼンとの攻防は続く


ローゼンは私のご機嫌を伺い、週に2〜3回の頻度で、トレードのスクショを送ってきては、

R「今日はこんなに資産を増やすことができました」

R「まいこは勉強する気になりましたか?」

と攻めの姿勢をとりますが、私は、のらりくらりとかわし続け、

『お前、やっぱり詐欺師だな!』

と思う証拠をどんどん積み上げて行きました。

ローゼンは本当に私のこと、騙す気があるのだろうか?
と思うくらい、色々と下手でした。

『ほんまに騙す気があるなら、もっと上手くやりなよ。』

とこちらがアドバイスしたくなるくらい。

とっととブロックするべきだったのですが、
詐欺師と言えども、毎日何をしているのか気にかけてくれて、
体調が悪いといえば、心配するそぶりをし、
夜にウォーキングに出ると言えば、危ないから早く帰って欲しい、
と心から出ている言葉ではないことがわかっていても、
同じ時間を共有してくれる人がいることが私にとっては嬉しい時間だったのです。(こうやって騙されてくんだろうな。)

ただ、私はギャンブル的要素のあるものは、全く信用しておらず、
自分がしっかり勉強して信じれるものにしかお金を使わない謎の信念があり、
(自分の趣味に欠けるお金はすぐに財布が緩みます。)
その性格から、彼のあらゆる攻撃を全てかわして行くことになりました。


彼との最後のやり取りは5月の半ば頃。
オーストラリアから日本に旅行に来ると告げた3ヶ月はとっくにすぎていました。

ただ、私は彼のおかげで新しい自分に会いに、一歩踏み出すことができたので、
ありがとうと彼には言いたいです。


でも、『他の女性を騙すなよ!』とも言いたいです。


今日は私が家計管理を始めるきっかけとなった、
国際ロマンス詐欺師ローゼンとの交流についてお話ししました。

1年後くらいに読み返したいな、と思います。
40歳を迎える頃に、変わることができた自分になって、改めてこの記事を読んで、

『私本当に頑張ったよ!ローゼンありがとう!』

と笑顔いっぱいで、そう思えるように。


今日も記事を読んでくださって、ありがとうございます。

詐欺師ローゼンの下手っぴエピソードや詐欺師から学ぶ、異国の文化についても
面白かったので、書いてみたいなと思います。
参考になれば幸いです。(なるかな?笑)


✏︎・・・maico・・・✏︎



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