不妊治療保険適用へ

どうも。ご無沙汰しております。

絶賛不妊治療中のmaicoと申します。

5月22日(金)に不妊治療外来の門をたたき早4カ月が経ちました。   (1年ほど別の病院で不妊治療していましたがそのお話はまたいつか)

2018年に結婚し気づけば3年目を迎えています。

夫と付き合ったのは学生時代なので遥か遠い昔でございます。

そして、本年2020年9月16日 菅義偉内閣総理大臣の誕生とともに「不妊治療の保険適用」化への議論が高まって参りました。       いいこと。とっても。

 ただ、もちろん公費な訳で賛否両論あることは仕方ないと思います。議論が活発化することで自身も気づけていなかった視点や立場に気づくことができ、そんな考えがあるのか!と新たな発見が多々ありました。

 Twitterで反対派の意見を読んだとき、反対している方の中でも特に辛辣なツイートや内容を記載している人達の中には悲しいことに子育て中の方、妊娠中の方そんな女性の方が多く散見されました。

同じ女性で母親なのに...どうして不妊の方の立場には立てないのかな?と最初は思いました。子供手当の増額や、学費の無料化他にも不妊治療よりこれを優先すべきとのたくさんの意見がありました。

えーめっちゃお金ないやん。そんなんで子供産んだん?私立理系に行きたいって言われたり、大学院まで行く際の学費どうするんやろ?←私の初見での意見でした。

ここで1つ気づいた点があったのでnoteに書き留めておこうと思いました。

私たちの生い立ちになるので興味のない方はスルーしてください。

 私も夫も中流家庭の出身で、自分たちが良くも悪くも普通(言い方はよくないけど)だと思っていました。

私は幼稚園・高校~大学は私立・夫は保育園から大学院まですべて国公立に通わせてもらいました。中学高校時代は部活や塾に打ち込み、将来なりたいものの為に大学を選びました。

 それが私たち平成初期世代の普通だと思っていました。子供のために、教育費をかけ習い事をさせてどのような路に進みたいのか自身で考えさせる。その為に献身的なサポートを惜しまずする。それが私たち夫婦の両親でした。当然、私たち夫婦に子供が出来たら同じことはできないにしてもそれに近い環境の教育を受けさせてあげたい。

普通 ≒ 当たり前 

 しかしTwitterをみて世の中には、行きたい大学に学力があっても通わせてもらえなかった方(学費や家庭の考え方で)やそもそも教育の機会が平等ではない(他国と比べると差は少ないのかもしれないけれど)のだと知りました。←今さら。新聞やニュースなどで薄っすらとは認識していたものの抽象的でぼんやりとしか知りませんでした。

 私たち夫婦が当たり前に施してもらったことが普通ではなかったのかと今さらながらに気づいたのです。もちろん、私たちは東大生ではないし官僚でもないけど、十分恵まれた環境に居たにも拘らずその恩恵に気づいていませんでした。なぜなら当たり前だと思っていたから。学生時代から周りも同じ環境で、違和感も不信感もなくのほほんと生きてきた結果自分たちと同じような環境以外で頑張っている人のことを知りませんでした。

初見では、以下のように思いましたが

えーめっちゃお金ないやん。そんなんで子供産んだん?私立理系に行きたいって言われたり、大学院まで行く際の学費どうするんやろ?

 こうして、実際に教育の機会が十分でなかった方や環境になかった方がいると知った今、未来を生きる子供たちへの教育の機会はすこしでも平等であってほしいと強く思います。(完璧になんてできないのは分かってるけど)

 菅総理大臣が、不妊治療の保険適用化を進言してくれて不妊治療保険適用化についての意見が活発に言えるようになったからこそ私は気づくことができました。本当に今更すぎて恥ずかしい限りですが...

今思うことは不妊治療だけでなく、教育や貧困で困っているすべての人たちにとって昨日よりも今日が少しでも暮らしやすい日本であればいいなと思います。

不妊治療とは少し離れてしまいましたね‘٩꒰。•◡•。꒱۶’

それではまた。



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