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病人のジレンマ。

私は普段普通の人に見える。
多分。
見えてるはず。
いや、見えてないとおかしい。
なぜなら普通の人を装って外に出掛けるから。

強がっているのかと聞かれればきっとそうなのだろう。
本人はそんな気はないのだけれど、外に出るからには『ちゃんとしていなければ』という気持ちが働く。
そうなるとちゃんとしている人に見えるように動く。
(曇りでもサングラスしてる時点で普通には見えないだろうが苦笑)
そうすると、反動で帰ってくるとメチャクチャ疲れてしまって動けない訳だが、
それを辞められるかと問われると辞められないと思う。
一応女の端くれとしてある程度の格好には気を使うし外出するならばできるだけ好きな服を着て出掛けたい。
好きな服を着て、好きな格好をしている時点で普通に振る舞いたくなる。
凄く矛盾している話なのだけれど、普通に見えるけど実は持病があるなんて人は普通の方々が思っているよりとてつもなく多いという事を頭の片隅に置いてもらえたら良いなーと思う。

もっといえば、デフォで大丈夫じゃないんで、大丈夫?なんて質問も要らない。
大丈夫じゃないとしか返答のしようがない。
親しい人やWEB上で繋がりのある方には『あらかじめ大丈夫?という質問は辞めてくれ』とは言ってあるそれ位私にとって『大丈夫』は禁句なのだ。
なんせ、『大丈夫』と言い続けた結果がコレだから。

普段普通を装っているのは自己満足の為。
大丈夫と言えないのは本音。
病人のジレンマでした。

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