不登校7

前回、改めて学校への対応について書いたが内々で文句を言っていても埓があかないので、担任に面談を申し出た。

初の担任らとの面談

体調不良、付き添い登校、給食前お迎えとなったのが5月16日。完全不登校となったのが5月26日。今回の面談は完全不登校になってから20日ほど、不登校の入口に立ってから30日ほどして、初めての面談である。

今回行われたのは、担任、学年主任、私と旦那の四者面談。電話で私から面談を申し出た際、「改めて現状の確認と今後の対応について、でいいですか?」と問われたので(恐らく書類に書く必要があるのだろう)オッケーしつつも、「改めて」というからには基本的に学年主任とも共有されているのだろうと思っていた。

が、なぜか学年主任に私から同じ話をすることに。これで学内の人に3度同じ話をすることになる。

こちらからは心身の状態に対する経過、現状、要因と思われる事柄を説明した上で、様々な選択肢を考えていること。そして、その選択肢の一つである復学をする上で、受容れる側の学校の対応について尋ねた。

学校が示した対応と考え方

・通学路を少し歩くと腹痛を訴えるということは、まだ当分登校は難しいだろう
・タブレットを配布しており授業に参加することはできるが(…なお、タブレットはその日に受け取った)まだその時期とは思えない。
・自己肯定感を養うためには外部機関での対応を続けたほうがよい。
・学校とのつながりを切らないようにするため、例えば担任との交換日記を行なう。

これらの発言をしたのは、学年主任。担任からの発言は、不登校の要因の一つが担任との信頼関係を築けなかった点にあると指摘したことに対しての謝罪くらい(あと、はじまりとおわりは発言したかな)。

なぜ今になって…

学年主任の主な提案は「学校のつながりを切らないようにする」ことで、これについては異論はない。復学を考えるとこの点は重要。
ただ、もっと早く伝えてほしかった。
不登校の入口に立った時点で、もし担任と交換日記をしていたら恐らく行くことはできたのではないだろうか。
娘一人に構ってほしいとは言わないけれど、せめて心が折れた子の不登校を未然に防ぐ方法を整理しておく必要はあるのではないか。
私から提案することも必要だったのかもしれない。ただ、著しく体調を崩し、母子分離不安が加速し、不安定で哲学的な発言ばかりをする娘をみるのは初体験であり、その余裕はまったくなかった。
子どものことは親はわかっても、経験値が圧倒的に不足している。学校という組織はさまざまな子どもがいて、それを経験として蓄積しているはずなのだから、経験による情報を出し、それを各家庭で精査して方法を考える…というような連携ができるはず。

もちろん言うは易しなのかもしれないが。。

連携という意味では、娘の特性的な部分や自己肯定感の向上について学校側は関与できないという対応だということもよくわかった。
これはもう仕方ないことなのだろう。

ということで、段々と選択肢の中から復学よりも転校へと傾きつつある今日このごろ。

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