見出し画像

キャリアとスキを考えながら、気付いたこと

Middle Career Revolutionグループで、隔週に開催したキャリアトーク2回分のことを、将来の自分たちに向けて書き留めてみます。今回、少し時間が空いてしまったものの「noteに書こう!」と思ったのは、手元にあったメモをもとに、前回のように自分なりに調べていくことが今回も楽しかったから。
1年後くらいに「あ、そうそう、そんな話で盛り上がったね!」とメンバーと振り返れたら良いな~、と感じたからです。皆さんも、仲間とのトークを書き残すこと、オススメです。

・言語相対論について ~エスキモーの言葉の話題から~

ある日のトーク会、キャリアデザインの解像度を上げることを考える中で、選択肢における未知/既知に関する話題から、「エスキモーが雪について多くの単語を持っているという話」が紹介されました。(すでに有名な話でありつつ、私には新鮮な話題でした)
その時に、後で各自で調べてね(笑)と出された言葉が「言語的相対論」でした。改めて調べてみるといくつかの記事が見つかり、中でも面白いと感じたのが下記でした。

面白いと感じた理由は、「1つの興味ポイント(きっかけ)から色々なエピソードに触れることに発展した」という点。記事の構成が、英語と日本語の違いから、そもそもの欧米と日本の表現方法の違い、そして今後もっと身近な言葉になる「AI」に関する話題や、一般人に身近な庭園デザインの話題まで幅広く触れられていたことが、新鮮に感じた点です。

何気ない興味から、調べることで自分が面白いと感じるポイントや、そのコツに気付いた体験としてメモしたくなりました。

名称未設定のデザイン

・ジャムの実験について ~選択肢が多すぎると選べない?~

もう一人のメンバーが、自分がどんな経験をしていきたいか、という話題から「ジャムの実験」という有名な話を紹介してくれました。

そこから自分でも調べてみて、また一つ興味のわく記事と出会いました。

どんな状況で何を選択しているのか、
どれだけそれを自分で選びたいか、などによって
適正な選択肢の数は違ってきます。

そう記事でも触れられているように、「選択肢の多い少ないが本質なのではなく」、選ぶ人(自分)の状況や、選択への想いの強さなどによって適する状況は違ってくるということは、キャリア選択でも共通するように感じています。
選択肢が数百ある中での進路選択が良いのか、数個の中での選択を望むのか、それさえも本人の状況によって違いが出る点ですね。

名称未設定のデザイン (2)

・色々な人の、人生体験に触れてみること

また別の日には、あるメンバーの「キャリア決断エピソードの共有」を聴く機会をもちました。

「自分の体験談から、話が弾まないかも?と思っている…」と感じつつも、「学びになるか…まぁ、やってみましょう!」という流れでの共有。
メンバーは、want / must / can / can't の視点で自己分析を含めてシェアしてくれました。
とても印象的だった視点が、「何に自分がイライラするか?」という視点も含まれていて、私自身の思考整理にも大切にしたいと感じています。

そしてここ最近の自分の経験でも、「スキについて考える時間」を過ごす中で感じていた問いが、確信に変わったような時間でもありました。

スキの解像度を上げていくことで、
その反対のキライ(または苦手)も
同時に明確になっていく。

スキを考えて、気持ちがハッキリすればするほど、その反対側のキライ(または苦手)なことを、しっかり認知できるようになってしまう。

そっか。私はAが苦手だから、Bがスキなんだ。

スキで満たされる舞い上がった気持ちだけでなく、キライを自覚する時間はちょっと苦しいもの・・・でもありました。

この日の以前にも、決断までの経過を数か月間やり取りしていた私は、メンバーの表情や雰囲気、言葉の強さに以前との違いを感じたことを伝えました。別のメンバーも交えた気付きコメントも大切にしたいと感じています。

以前の自分と、今の自分の感じ方も変わっているかもしれない。
だから同じ話でも、時間が経つと違った質問をしたくなるかも。
いま感じた想いを仲間とアウトプットすることが大切。

画像3

自分が発する言葉や常識だけでインプット、アウトプットを重ねると、別の表現や見方が出来なくなることも。これは「視野が狭まる」という状態に繋がりますね。
その状態に陥りがちな自問自答や、フラットな雰囲気ではない1on1で交わす会話が多過ぎないか、少し環境を見直してみるのも良いかも知れません。(もちろん緊張感のある場が、良い刺激として活かされる時間も大切だと考えています。)

ふと今考えている何気ないことや、その理由を話してみること。その言葉を聞いて感じた印象や疑問を、コメントとして構えずに伝えてみる。この繰り返しが色々なメンバー間で行われていることが、参加していて興味深い時間。そして仲間や自分の変化、成長を感じる機会につながる気がしてます。