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言葉と歩むキャリアの旅 ~初めてのインタビューへの感謝~

この度、初めての「LinkedIn News 編集部 LIVE」への出演を無事に終えることができました。終わった時間がアメリカ西海岸時間の夜9時前ということもあり、翌日ようやく振り返る余裕が少し出てきたところです。

今回、初めての単独インタビューという形でありつつ、本当にたくさんのコメントをトーク中に頂きました。
私にとっては「これまでのたくさんの出会いや、関わってくださる方々からのコメントに支えられていた」と、改めて強く感じる経験となりました。

そこで、今回のLIVE出演時に寄せて頂いたLinkedInユーザーの方々からのたくさんのコメント返信も兼ねて「皆さんとの時間」をリポートしてみます。このLIVEを視聴頂いた皆さんと過ごした時間を【頂いたコメント】に【返信】という形で言葉を添えつつ、振り返ってみたいと思います。

お読みいただいた方に、LinkedInの中の世界を少し感じて頂ける機会になれば嬉しい限りです。
映像アーカイブは、投稿末尾の各プラットフォームリンクから視聴頂けます。
冒頭は下記紹介スライドと共に、直近1年ほどのことにフォーカス頂くところからスタートとなりました。

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●これまでの経験とLinkedInの接点

【頂いたコメント】
・これまで色々な活動をしていますね
・LinkedIn投稿を開始してから1年未満であること
・そして今につながっている

【返信】
仕事を離れた今の期間に、本当に色々な場所でボランティアなどを経験したことが、点から線になってきたところです。
拠点となる場所を変えつつも、変わらなかった自分の想いがあったことに加えて、この1年の環境変化で、アメリカに居ながら日本との距離が近づいた今があります。
そして家族として変化を常に共にしながら、このような時間を支えてくれるパートナーの存在なしには、実現しなかった企画です。

●使い始めたキッカケ

【頂いたコメント】
・利用している期間やフォロワーの数よりも、どういう内容を投稿するか、が大事ですね
・コロナ禍をきっかけに、SNS上で「つながる」意味が再定義された感じがありますね
・通信で人が繋がるのは大切です

【返信】
私は今の変化によって、沢山の選択肢が生まれたかもと感じています。
何を使うか、どのように使うか、何のために使うか…。
オンラインの世界を出発点として、リアルで会う日を心待ちにする、
それまでの時間を育む場所として、SNS上の世界が豊かになっていけば
と思います。
豊かさの定義は人それぞれであり、数によって、内容によって、得られる価値もきっと違います。
どれが正しい…の他にも、こういう見方もある、を実感できるのがオンラインの魅力の1つかもしれません。

●リポートを始めたキッカケについて

【頂いたご質問やコメント】
・舞さんが最初に投稿をしようと思ったきっかけはありますか?
・本格的に使い始めたのは確かにShusuke Muraiさんの講演を聞いた後ですよね。
・最初は、やっぱり抵抗がありますよね。最初の一歩を踏み出すきっかけが大事なんだと感じます。

【返信】
キャリアにつながる活動について、継続的に考えていた中で
ビジネスコミュニティであるLinkedInという新しい場所に惹かれたこと。
そして、そこ(LinkedIn)にないもの と 自分の好きなことを掛け合わせました。
ちょうど始めて間もない頃に、LinkedInの使い方について学ぶ機会があったことから、その学びをリポートという形で発信し始めました。

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●リポートをやってみて周りの反応は?

【頂いたコメント】
・「未経験でありながらやってみたい」って素敵です。何ごとも、誰でも初めは未経験ですよね
・自分の行動が他の方から喜ばれることにつながったら、周りも人も幸せですよね
・共感します!共感のコメントや、参考になるコメント、どれも貴重なフィードバックですよね

【返信】
最初から答えや全貌が見えていたわけではないものの、縛られるものがないなら、こうでなければ!と考えなかった点が良かったのかもしれません。そこから「何者でもない。だからこそ、何者でありたいか。」を考えることや、自分を試す気持ちを持つことが出来た気がします。もし私にライター実績があったなら、仕事との境目など何か制限をかけていたかもしれません。
リポートを発信するにあたり、唯一注意したことは誰でも見ることができるからこそ「誰かを傷つけないこと」。
そして内心目指したことは、他の方も自分に置き換えて考える機会や、自由な余地を残すこと。
だから言葉選びに意識が向いていたので、結果として多くのコメントが頂けたことが、今の私を育ててくれています。

●心掛けている言葉選びや意識について

【頂いたコメント】
・言葉には人柄がでますよね〜
・そう!!言葉選び!!
・強い表現は気持ちよく聞こえもしますが、影響力もありますもんね。
そこは意識しないと、と気付かされますね
・違う意見、反対の立場の意見を意識することが大事なんですね
・確かに、周りを見て同じか違うかを考えることで、発信に繋がりますよね。余裕がないと、違いに気づく・楽しむこともできませんね。納得。

【返信】
違いを意識することは、優劣ではなく「知る・思考する」という機会にすることで可能性が拡がると感じています。
「知る・思考する」の対象は、周りと自分の両方です。
例えば、私がインタビューや他の方の経験談に惹かれる理由として
自分を一例とする、世界にはまだまだ知らない見方や考え方がある、
似ている、違う人はどのくらいいるだろうか?違うけど面白いと感じる視点に出会えるかも?
という感覚からの好奇心がある気がします。

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【頂いたご質問】
・舞さんは、好奇心をどのように育んでいるのですか?

【返信】
この機会に改めて考えてみると、LIVEでもコツとしてお伝えした「観察」かと思います。ここでも対象は、「周りも自分も」です。
特に自分の気持ちの変化に注目することは、とても興味深いです。
私はコンテンツや記事に触れることで
・自分にどのような変化が起きたか
・すぐアウトプットすることが出来るか
・どんな風に、どのくらいの時間で表現できるか

という点に好奇心を持ちながら過ごしています。


【頂いたコメント】
・「自分の経験」が持つ価値って、相対的に人と話すことで初めて気づかされますよね
・企業としての発信 vs 個人としての発信
・フラットな関係で仕事をされているんですね
・「企業の中にいたとしても、一個人であるという感覚が大事」。強く共感します!

【返信】
一個人としては成長してきた時代や背景も様々で、持っている経験についてお互いが紐解くことで、共有する考えやメッセージに納得感が生まれ、相互理解が深まるように感じます。
一人ひとりの過去も含めて深い共有をするためには、心理的に安全でフラットな物事の見方や学びの姿勢、協力し合おうとする姿勢もポイントだと感じます。まず一個人として、自分と周りを尊重することでチームとして成長につながる気がしています。

●発信の指針となった5つの想い

後半では、私の発信の指針となっていった下記の「5つのハッシュタグ」をご紹介頂きました。

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LIVEの中では、「#キャリアの旅」についてフォーカス頂き、自分が問いとして持ち続けてきたことについて、想いをお伝えしました。

【頂いたコメント】

・「ブランク期間」も旅の一部ですね
・寄り道も大事です
・篠田真貴子さんはジョブレスというロールだとおっしゃってましたね
・キャリアの旅の途中。ゴールではなくて通過点ですね
・人生のうちの2、3年なんて短いですよね
・自分の歩んできた道がキャリアですね。ブランクなんて無いですね
・旅先で出会った方とその後一緒に旅をすることもありますよね。もちろん次の目的地で別の道を歩むこともある。でも一緒にいるときはひとりのときよりもずっと楽しい

【返信】
コメントで触れて頂いた篠田さんのジョブレスというご経験談と、自分の想いと共通点を感じられることは、まだまだ経験の浅い立場にとって大きな勇気につながります。
篠田さんの言葉にあるように、ジョブレスになることで得られたものが、私の場合は「キャリアの旅」という言葉との出会いでした。


更に「#ファーストペンギン」にもフォーカス頂き、コメントや質問も頂きました。

【頂いたご質問やコメント】
・ファーストペンギンは、ベンチャー精神を持って行動する個人や企業を、尊敬を込めて呼ぶ言葉、だそうです!
・ファーストペンギンであることは、勇気がいりますよね。そんな時、戸田岸さんはどんなことに励まされていますか?

【返信】
私は自分の一歩を踏み出す時に、背中を押して下さる方に「緊張しているけど…」と想いを伝え、アドバイスや言葉の一つ一つに、励まして頂いてきたと思います。
その言葉を大切にしていくと、歩き出した後にも、先輩方が見守って下さることや、実は応援して下さっていた方の存在に気付くことが出来ます。その方々のリアクションが、次第に大きな輪になっている気がします。

●使い方の「カン・コツ」&質問

【頂いたご質問】
投稿の頻度はどれくらいしていますか?

【返信】
週3回できれば上出来だと思っています。それでも出来ない時もある。私のように、考える時間をゆったり取るスタイルもあります。
人が集まるためには目安が必要ですが、集まった後にその場を共有し続けていくには、ある程度の自律や柔軟性が必要なのかも・・・とLinkedInクリエイターになって考えるようになりました。
それぞれの事情や背景を尊重できる場所であったり、多様でありつつ学びの深いコミュニティに身を置けたことが、私を伸ばしてくれたと感じています。
私の軸にしている5つのハッシュタグも、そういうLinkedInを通じて出会った言葉なので、投稿する時にこのタグにマッチすると、どこかホッとします。

【頂いたご質問】
「キャリア」や「プロフェッショナル」という言葉が高貴なものに聴こえてしまう方がいた時に、何と言ったらあなたの人生の旅だよと伝えられるかな〜と聞いていて思いました。難しいかもしれませんがアドバイスがあれば教えてください。

【頂いたコメント】
・プロフェッショナルは、仕事に限ったものだけではない。確かに!!
・家事もプロフェッショナルですよね
・専業主婦もプロフェッショナルですよ!

【返信】
この質問は、LIVEが終わってからも少し考えを掘り下げていたことです。
そして辿り着いたのが、「誰にとって」という部分です。
今いる会社? 日本の中で? 世界の中で?
その範囲が大きくなればなるほど、プロフェッショナルに必要なレベルや経験・スキルは高くなりそうです。

一方で、家族の存在がそれだけで特別であるように、家事も、その家庭毎の前提や心地良さがあるもの。だからこれが世界一の家事、というものは無いのかもしれません。

旅にも、ニッチなものも、最高級なものも、本当に様々あります。
そして旅先によって、気候も言語も文化も様々。

だから「自分にとって」を出発点として、自分の言葉で親しい仲間に想いを伝えてみると、
同じこと考えていた!興味ある人を知ってる!というコミュニケーションが生まれることがあります。
この「自分の言葉から生まれるつながり」が、この1年間でキャリアの旅を通して一番多く経験したことでした。

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●「今の自分で良かった!」と思えた問いかけ

終盤に下記のご質問を頂けたこと、想いを表現できたことが、自分にとっての今後に、大きな力になる予感がしています。

【頂いたご質問】
お子様には、将来どのようにSNSで発信してもらいたい、などありますか 。

【返信】
トーク中にも、自分の言葉で伝えられるようになってもらいたい、とお伝えしつつ、とても感慨深い時間になっています。
母親である自分がキャリアについて考えることが、何になるのか。
人生で初めて、専業主婦で駐在妻になり、一番大きな変化が子供と過ごす時間が増えたこと。
その時間と並行するように、自分と過ごす時間の中で考えたこと、行動したことが、若い世代や子供に届く形になれば…と感じながら過ごしている最中です。
数年後、このアーカイブを子供と見れる時が来れば、今日からの経験をまた自分の言葉で伝えてみたいと思っています。

●経験から何を表現するか

そして今回の企画で個人的に大切にしていたのが
LinkedInユーザー以外にもお届けできるか、ということ。

FacebookでもLIVEをアーカイブ頂いたことで
投稿ハッシュタグ #キャリアの旅  について頂けたコメントから、私自身が背中を押して頂けています。

キャリアのブランク期間を「旅」と捉えると
ネガティブ感がなくなります!
自分が言葉に縛られていたことに気付きました

更に、私がお伝えしていくポイントを、下記のようにリアルタイムにメモ投稿してくだったKodamaさん。そのボリュームは圧巻です!
その場でインプット→アウトプット頂けたことに感激する時間を過ごせました。

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Kodamaさんにもメモしていただいたように、ファンリーシュとの出会いに私が惹かれたポイント、そして得ている選択肢は、

今までにないようなクリエイティブな発想や行動を意識していくこと
そこに欠かせなかったのは、私の想いでもありました

一個人としての想いや、その理由を伝える機会があったことで、その実現に必要な意識や行動が少しずつ見えてきました。この日々は、一人で机に向かったり、読書をしていても辿り着けなかったかもしれません。

この企画にお声がけ頂いた当初は、私の拙い経験がアーカイブされるなんて良いのだろうか…と思っていました。
それでも自分の経験を振り返る中で、私自身の発信もアーカイブ企画があったから生まれたものだった。と気付くことができました。
そしてまた、今回のように振り返りが出来ることに改めて感謝しています。

日々あふれる情報をどのように扱うか、
時間の過ごし方も、コミュニケーションや行動の選択肢も
何を自分の考え方の基準とするか…それは私たちが何を表現するか次第。

その想いも胸に、今後も大切に残していきたい旅の時間でした。

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最後に、編集部さんがご準備くださった各配信プラットフォーム(アーカイブ)をお知らせいたします。

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