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参加リポート「イノベーションカードで20年後のスゴイ自分を見つけよう!」

日本時間の2020年5月15日(金)にオンライン開催された、佐々木繁範先生による「イノベーションカードで20年後のスゴイ自分を見つけよう!」に子供と参加した時のリポートです。
前日の別授業から延長気分で参加だったものの、講師の方が違えば、雰囲気も授業スタイルも異なって、違いを楽しめるのもオトナならでは☆

●親もワクワクしたその理由は

この授業では私も初めての「イノベーションカード」を使った子供向け授業が展開されました。カードといっても、実際に手に取って使えるわけではないので、どこまで息子が乗り気になるか不安もありましたが、「紙と色鉛筆を用意する」ので何か書いたりするらしい、というワクワク感と、先生からの冒頭の一言が決め手に。
「これからドラえもんのどこでもドアで20年後の未来の自分に会いに行くよーー!」
そんなこと出来るわけ…な一言にも、なぜかワクワクしてしまったのは、息子が今でもドラえもんの秘密道具ファンだからかも。

●「イノベーションカード」とは?

授業内容はすごくシンプルで、紙に9つの書き込み欄を作って、順にめくられるイノベーションカードの8つの問いの答えを書いていくだけ。カードは沢山あり、その時々で質問は変わるというもの。
最後の残り1つの書き込み欄には、予め決めておいたテーマ(今回なら「20年後のすごい自分」)を書いておいて、その答えを8つの質問に答えた後に書き込むというもの。
私たちが体験した授業での8つの質問は
1)テーマについて思いつくことを全て書き出す
2)テーマへの、そもそものキカッケは?
3)2の答えをもっと極端にすると?
4)テーマをさかさまにすると?
5)それは何故おもしろい?
6)そのテーマの何に驚く?
7)起こってはいけないことは?
8)テーマについて何を約束する?

この8つの質問を見て、大人でも答えに悩むものも多くて、特に4番目は「その目的って何ですか?何の意味があるの?」と逆質問が出ることは多く…。
その時に先生は「決まりきった質問からはイノベーションは生まれないんです。思いつきを大事にすること。」という説明をされていて、具体的な経験と併せて印象に残りました。

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●参加者である子供たちの様子は

参加していたお子さんの中には、何も書けない、どうすればいいか分からない、といったチャットコメントや、何も書けずに泣き出してしまうお子さんもいた様子。(一緒に参加したお兄ちゃんが手助けするなどのシーンも合同授業ならでは。)
元々は大人向けのコンテンツでもあり、子供たちのこの反応は無理もない中で運営スタッフの皆さんのフォローコメントを見ながら、私も最初の1問目は子供に補足説明。「20歳の自分がどんな風になってると思う?」というと、ノリノリで紙いっぱい書いていました。
そして最終的なテーマへの子供の答え
「ヒーローになって何かをなおす」でした☆
この答えのもとになったのは、
偶然わたしが前夜に人生初めてやってみたベッドタイムストーリー(子供がヒーローになって、壊れたジェットコースターを直すという、その場で作った話)がキッカケだと言っていましたw 

●人生でのキッカケとは?

人生、何がキッカケになるか分からないもの。ヒーローものが好きな年齢でもあるけど、人を助けたり、喜んでもらえることが好きな様子の我が子。アニメの中のヒーローに限らず、現実のヒーローという言葉の捉え方は、どんな形でも有り得ると思いなおしてみました。
20年後に自分の興味あることから、それが実現できていたら良いな、と思えたので親としても有難い体験。
予想外に夢中になってくれた姿を見守りつつ、私も結構真剣に、20年後の自分を書いていました。我が子ほど壮大な夢じゃないけど、こうなれたら…と思うことを書き留められたので、記念に残しておこうと思います。

●周囲にも目を向けたことで

最後に、困惑している子たちの手助けにと、あるスタッフさんの書いた自分の答えが読み上げられたシーンがあったのですが、ビックリするほどにそのイメージが湧かない!ついお手本や解答例を探しがちだけど、「自分がイメージできること」の大切さを体感しました。
こういうアクティビティは、自宅で急に「さぁやろう!」といっても気分作りが難しいもの。また今度でいいや、と思ったりする中で、「みんなと一緒に」という環境を見つけられたことは、貴重な経験でした。

この授業の前日には「ZOOM爆弾」を体験していた私たちでしたが、この授業ではスライドが無かったことから、何もトラブル無しでした。
逆に、講師の佐々木先生はご自宅近くの閑散とした公園からのご参加だったらしく、アットホームで、一緒に公園でカード遊びしているかのような雰囲気。
高学年の子たちはチャット入力する中、低学年の我が子は手書きしたシートをカメラに近づけていたので、スタッフさんから「見せて見せて~」とリクエスト頂き、作品を見せる様子を100名の参加者さん達に画面シェア頂く体験もできました。