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パパにしか見せられない景色がある

今"Kazokutaby"と題して、カンボジアの広い懐をお借りして家族で旅する時間を仲間と準備しています。
その中で特に応援したいのが「パパと子の時間」。

そのパブリックな理由の1つは、パパと子が一緒に居られる時間は、驚くほど短いから。今、ドキっとした方はこちら↓を!
『3/80はいったい何の数字でしょう?』

ちなみに、Forbes Japanでもこんな企画が!
『#もっと一緒にいたかった 男性育休100%』

もう一つの私的な理由は、
こういうパパと子の話になるとき、必ず脳裏に浮かぶ父の姿があるから。

”パパにしか見せられない姿がある”と私が信じるきっかけであり、おそらく家族旅を企画する遠い一因になっている父と私の3年間のある場面。
長くなるので、その物語はこちら『父と私の3/80』に。

3/80の分母の80は今の日本の男性の平均寿命。
でも、それが短くなることだってある。
現在63歳のうちの父は、闘病中。

数字で表すと確かなことに見えるけれど、分母だって分子だって、決して約束されてものではない。(実際女子の場合は、2.5/80という統計が!)
平均より短くなることもあるし、関係性次第では、その逆だってある。

だからこそ、今の日本の子どもたちが育つ世界に、大人たちの背中や横顔がもっとあったらいいなと思う。

逆に言うと、たくさんの人がたくさんの大事なことを抱えて生きているこの世界で、その姿が次の時代を創る人間である子どもたちに伝わっていかないのはワンガリマータイさんバリにもったいない!と思う。

本当は、近所の誰かでも、時には一瞬袖擦り合った誰かからでも、子どもたちはどんどん学んでいく。その力を、彼らはちゃんと持っている。

もしそこにパパがいるなら、まずはそのはじまりをパパたちと子たちの間でつくれたらいいなと思っている。

日々を頑張って生きている”パパ”たちがどんな人なのか。

どんなことが好きで、どんなことが苦手で、
どんなことで大笑いするのか、どんなことを大切にしてきたのか。


でも、日々”外で”仕事をしているパパたちには、その背中を、横顔を見せられる機会はそんなにないんじゃなかろうか。Forbes Japanの”パパ”が感じている一抹の寂しさは、もしかしたら子どもたちの側にもあるかもしれない。

お互いの「知られざる一面」に出会える、かもしれない旅。
お互いの「知らないところ」に向かって、じりじり近づいていくような旅。
それはきっと、ここぞという時に家族を支える、大切なインナーマッスルになるはず。



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