インスタ活用術 ①Instagram徹底理解編

今回の記事からから3つ連続で「インスタを使ったマーケティング」についてお話していきます。

第1弾の今回は「Instagram徹底理解編」
Instagramの構造や現状を具体的な数字を交えてご紹介してまいります!

インスタって何?

その前にインスタも含むSNSについてお話していきます。

SNSとは、ソーシャルネットワークサービスの略です。
代表的なものが、インスタ、ツイッター、フェイスブック、などですね。
LINEもタイムラインなどもありSNSに分類されますが、連絡ツール、としての役割のほうが大きいですね。

このSNS、現在4人に3人が利用している、と言われています。
若い女の人が多いイメージかもしれませんが、最近は男性ユーザーも40台以上のユーザーも増えています。

そして、注目すべきはマーケット利用です。
SNSで知った商品、サービス、店舗を利用したことがある、という人は全ユーザー数の80%にも上ります。
友達が行っていておいしそうだったお店に自分も行った、インスタグラマーが着ていてかわいかった服を買った、などが含まれます。

すごい数ですよね。
「SNS上にないものは知られない時代」
といっても過言ではないかもしれませんね。

なぜSNSがこんなにも浸透したのか

まず一つ目に挙げられるのは、「拡散スピード」です。
昔はAさんがいいと思ったものはBさんに伝えられ、Bさんもいいと思ったらCさんに伝えられ、、、という風に、直線型の拡散でした。
しかし、Aさんがいいと思ったものをSNSに載せれば、Aさんをフォローしている何百人のひとに拡散されます。そしてそれを見たうちの何人かがまた拡散していく、という枝が何本も伸びていくような拡散をしていきます。

2つ目はインスタはクオリティマーケティングである、という点です。
マーケティングには、クオリティマーケティングとオークションマーケティングの2種類があります。
オークションマーケティングはお金を多く出すといい場所や多く広告を出してもらえる、という広告の方法です。テレビのCMやホットペッパー、Google Adsなどが代表的ですね。
一方クオリティマーケティングは、質のいいものが上位に表示されるという方法です。
オークションマーケティングでは資本力が全てです。そのため質の悪いものが上位に表示されることもしばしばです。しかし、クオリティマーケティングは第三者の意見によるものなので操作の使用がありません。
インスタのいいねの数やフォロワー数はお金で買えません(フォロワーは買えますが、スパム認定されるのでご注意を)。つまり、資本力などは一切関係なく、全員が平等な環境、といえます。

数字で見るInstagram

インスタのユーザー数は世界で約10億人です。
日本のユーザー数は約6600万人です。これはFacebook、Twitterを大きく上回っています。
また、2015年時点でのユーザー数は約810万人だったため、4年でユーザー数はほぼ4倍にも上っています。

次に、月に1回以上利用しているユーザーの割合であるMAU(Monthly Active User)を比べてみましょう。
Facebook、Twitterは50%、連絡ツールであるLINEは85%です。
対してインスタはそのLINEをも上回る86%です。

さらに、インスタは平均で2.3時間に1回開かれる、という統計もあります。つまり、1日に10回以上は開いている、ということです。

インスタは「ライフスタイルアプリ」だ

インスタがすごいことは十分理解していただけたと思います。
見出しにある「ライフスタイルアプリ」とはどういう意味なのかお話ししましょう。

先述の通り、インスタはクオリティマーケティングだから評価の操作ができません。つまりは消費者目線でみると、とても信憑性が高い、と言えますね。
さらにインスタでの検索は簡単かつ直感的です。画像や動画が真っ先に出てくるからです。

難波でカフェを探すときGoogleで”難波 カフェ”で調べて食べログ見て口コミ見て、、、とするとまず広告が最初に出てきて口コミもサクラかどうかもわかりません。

インスタで”#難波カフェ”で検索すると実際にお店に行ったお客さんが載せた写真がたくさん出てきます。その中からよさそうな写真を見つけて選ぶと、そこから位置情報でそのお店に行ったいろんな人の写真を見ることができます。
商品やサービスでも同じです。
アマゾンで見つけた化粧品や靴の使い心地をインスタで調べる、なんてことも1度は経験があるのでは?
そして今はインスタから直接商品を買えるようにもなっています。

このようにインスタは友達や有名人の近況を知るためのSNSというよりもGoogle やAmazonなどの代わりにもなる、むしろそれらを超えるようなライフスタイルアプリなんです。

ライフスタイルアプリは流行りすたりがありません。
とてつもなく便利だから、ですね。
また、インスタはFacebook社の1部です。
Facebook社ほどの資本力があるところからほかのサービスにユーザーが持っていかれることはありません。
”スナップチャット”というアプリが1時期はやったこともありましたが、すぐにインスタのストーリー機能が登場し消えていきました。

いかがでしたでしょうか。
インスタのすごさは十二分にご理解いただけたのではないでしょうか。
次回はこのインスタを実際に運用していく方法についてです。

それでは、また。


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