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壁の向こう

自分が今後どうして行こうかとずっとモヤモヤしている。
今何ができるかをグルグルモヤモヤしている。。

私は新しいことを知っていくこと、新しい視点を得ること、そういうことにワクワクする。
でも反面、新しい世界に身を置くとなると、とても緊張してすくみ上る。
頭の中に新しいものをインプットしていくのは大歓迎。
でも自分自身がそこに入っていくには、まず大きな壁が立ちはだかる。
私の心の中に。
だから一人で本屋にいるのはたまらなく幸せなのだ。
そういった壁はどこにも生じず、自分の中だけで新しい世界を旅できる。

コーチングの相互セッションがとても好きなことについて考えてみた。
それは親密性が喜ぶ。
そして他人の視点を得られることは着想が喜ぶ。
好奇心旺盛な収集心が喜ぶ。
それぞれが自分の問題を解決し前に進もうとするエネルギーを共有できること、最上志向と共感性が喜ぶ。
相手の話を聞くことと、自分も話すことで自分自身に対しての内省がより深まり喜ぶ。
コーチとしての関わり方を習得していくことは学習欲が喜ぶ。
人との繋がりはきっと運命思考も喜んでいる。
コーチングは未来に向けて進もうとするから未来志向も喜ぶ。
人それぞれの悩みや考え方、思考の向け方を見ることは個別化も喜んでいる。

いっぱい私の持っている資質が喜んでいる。
そしてもうひとつ、私が行っている相互セッションは大方が定期的に継続させてもらっているコーチング仲間である。
「知っている」というのは私にとって、とても大きい要素になる。
私自身が自由でいられるという意味で。
自分がなじんでいる場では私は自由な感覚を持てるのだ。

「人」というのは私にとってとても大切なモチベーションなこともわかってきた。
何か他人が関わった時に、急に行動を起こす私がいる。
これは反射的だったりもする。
誰かのために必要だと思ったら動いていたりするのだ。
ここには注意も必要で、ついついやり過ぎて、気づいたら自分が疲弊していることにもなりかねない。

それでも「人と一緒に」ということに喜びを感じる。
誰かと一緒なら、なんなく動き出す。
ひとりではなかなか動かないし、動かないからその喜びを得られない。

でもどういう人と一緒が良いのだろう?
誰と、誰のために、やりたいんだろうと思ったら、止まってしまった。
基本的に知っている人が好き。安心できる。
でもそれだけでは何も広がらない気がする。
いや私の好奇心や着想が何か持て余す。

そう思うと私は何が好きで、何が嫌か、どういう人と一緒に過ごしたくて
どういう場合は苦手と感じるのか。
そういったことをもう少し自己理解していく必要があるように思った。
もっと色んな人と触れ合うことで、それを理解し、さらにはそれによって自分にとって繋がりたいという人達に出会う可能性を広げられるのではないか。

知らない世界、初めての知らない人、それは私の足がすくむ場所である。
でも私にとって大切なものを見極めるためには、やはり必要だと思えてきた。

何でも最初は知らない世界で、知らない人で、初めてがある。
その最初の壁さえ、エイっと乗り越えれば、その先に自分の居場所を作ることができる。
最初だけは比較的人よりはエネルギーを要するけど。

今日は少しまた見え方が変わったように思った。
大きな壁の前で、グルグルモヤモヤ足踏みしてたけど、壁の向こうに行ってみたくなってきた。






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