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お気に入りタオル

uchino touch のストレッチヘアタオルというのを愛用していた。
髪の毛用のタオルなんてという気もするが、お風呂上りに髪の毛を軽く拭いてくるっと巻くのに、とっても使い勝手が良い。
それまでもそれに近い商品を使っていたが、ストレッチが効いて髪へのフィット感が良く、とても気に入っていた。
でも気づけば何年使ってたのだろう?
よく見ると酷い使い倒しようだ。
こういう自分が愛用しているものって客観視できなくて、傍から見ればおいおい的な状態になっていることって少なくない。

私がこのヘアタオルというものを気に入っていたので、以前、友人にプレゼントしようと思って別のブランド、テネリータのヘアタオルを買ったのだが、訳あって渡せずずっと押し入れにしまいっぱなしになっていた。
私はご愛用のストレッチタオルに満足していたので、誰か別の人にあげようかとも思っていたが、そういうチャンスもないままだった。

そうするうちに時間が経ち、気づけばご愛用タオルもそろそろ引退時なことにいい加減気がつき、昨日テネリータを自分用に下した。

フワフワで色も品のある落ち着いたグレーで自分で選んだだけあって私好み。
ウチノタオルの方は通常のフェイスタオル状態なので、ストレッチを効かせてくるっと巻いて、最後を挟み込んで使っていたが、テネリータの方はただくるっと巻くだけでマジックテープ的にずれずに固定されるようになっていてより使いやすい。

私は子供の頃、タオルが離せない子だった。
タオルの感触を顔に感じながらおしゃぶりをする子。親指にはしゃぶりだこ。
スヌーピーに出てくる男の子(ライナスくんというらしい)みたいに。
そのせいか今もタオルケットが好きで、冬も毛布を使わず一年中タオルケットをかけている。
なのでタオルケットも色や質感に自分なりにこだわって選んだ。

通常私は、たいていのお洋服や小物など、あまりお金をかけない方だ。
他の普通のタオルも無印のを使っている。
なのに、あえて髪の毛用のタオルを使うことや値段も含めてちょっと贅沢な気もする。
でもその贅沢は私にとって生活に潤いをもたらす。
パジャマや寝具も私にとってちょっと贅沢をしたいものになる。

自分がお金をかけたいところって自分の価値観が出る所だと思うのだけれど、私にとってそれは何なのだろう。
なんというか自分の内側に近いものな気がする。
私に近いもの。
例えばメーキャップよりスキンケア、スキンケアより食べる物。
そんな感じだろうか。

ちょっとヘアタオルが新調されたことでなんか嬉しくて気分が上がっただけなのだけど、そうして思い巡ったことをちょっと書いてみた。

でもこういう自分が好きなモノたちで人それぞれの世界観というものができていくものだと、つい最近聞いた。確かにそうだなぁと思う。

ちょっとした自分が「好き」という気持ちにもっと目を向けて大切にしていきたい。そうしてできる自分の世界を愛おしもう。

#毎日note #日記 #私が好きなもの #お気に入り

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