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エッセイまとめ

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つらつら連ねたエッセイたちです。
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#生活

来客に感謝

もしもきれい好きに生まれていたら、身の回りがずっとぴかぴかで整理されていて、あのダイヤっぽいきらきらエフェクトに囲まれて暮らせているんだろうな。と、うらやましく思いつつ、かなしいかなわたしの性格にまったくその兆候は見られない。 もちろん、お掃除はちゃんとする。ゴミ出し、排水溝やトイレなどの水回りといった、「やらんとあかん」やつ。目に見えて汚ゾーン(おぞーん)がわかるところは掃除の対象になるのだ。でも、デスクや身の回り系、クローゼットのあれこれはなかなか整理に踏み切れない。

夢日記(2024.6.3)

そこそこ毎日夢を覚えているのに、なぜこれまで書かなかったんだろう。思い当たるのは、ものすごく前に、夢日記を書くと現実との区別がつかなくなって危険だから、医師(?)と相談してやるべきだ、みたいな文章を読んだこと。医師……? 世の夢日記ライター全員、精神科医に意見を仰いでいる? さすがに違う気がする。たぶん何らかの特殊な状況においては、ということだったのだろう。ただその文章を真面目に受け止めすぎて、記憶の彼方へ葬り去ってしまった夢が何十、何百とあるのはやや遺憾。等身大のえのきとジ

どたばた

どたばた、を10回言おうとすると、4回目くらいでもうええわ、となる。単語だけで舌がいそがしすぎる。この言葉を思いついた人はすごいなあ。これって、どったんばったんから派生したんだろうか。それとも逆? 永遠の謎、いま始まる―― 旅行エッセイはいったんあたためておくとして、今月末はすごくギュッとしていた。帰国してからはゆったり日の丸エンジョイデーになるかと思いきや、世の中はそんなに甘くない。なんだかずっと追われていた。だいたい、月末という響きだけで、なんらかの〆を連想させるからア

念のため×念のため=

来週は初のヨーロッパということで、そろそろ本腰をいれて準備をはじめています。(遅) 海外には今まで一度しか行ったことがない。しかもそれは学生のときで、旅行ではなくホームステイだったので、お出かけという意味では全く勝手がわからない。ホテルも、完全な自由行動も初めて。いちおうツアーという形で、メインの観光スポットには連れていってもらえるのだが、それ以外はごはんも何度か含めて自分たちで動かないといけない。 ホームステイ先は靴を脱ぐタイプのところだったし、洗濯も食事もお世話になって

ふがふがふ菓子

ふ菓子が大好きなお話。 駄菓子のエッセイでも触れたのですが、なかなか見つからないこのレアなお菓子、いまもむかしもずっと好き。 たぶん黒糖が好きなのだと思う。いやだった給食も、黒糖コッペパンのときはまだ食べられていた気がするし、かたまりで実家にストックしてあった黒糖もたまにつまんでいた。あのごっつい黒糖ちゃん、糖分補給にもってこいなのだ。ちょっと小腹がすいたときとか、染みわたるのです。補給しなくていいときも食べちゃうくらいに魅力的なお味なので、食べすぎに注意。 ふ菓子は見た

我欲水

漢文っぽくしたけれど合っているのかわからない。この短さで間違っていたら恥ずかしい。意味はないです。 学生のころくらいまでは、水分をそこまで摂らずに過ごしていた気がする。もちろん夏場の喉が渇く時期はちょっとは補給して、それ以外は別に飲まなくてもやっていけるというか。思い込み? 家にいるときもそんなに飲まなかったし、出先でわざわざ買ったりもしなかったような。コンビニなどでごはんを買うときはお茶か水もセットにするけれど、水分のためだけに買い物をすることはなかった。 いまも出先だ

いつまでヒートテック

ちょっとでも肌寒いな……と感じると、すぐにヒートテックを装着する。寒がりなので、「寒い」という感情を徹底的に排除したい。消し去りたい。(過激派) 3月は多少あったかめな日もちょいちょい顔出ししていたとはいえ、夜はふつうに冬が名残りに名残りまくっている気温だったし、お昼も上着なしだと微妙だった。よってヒートテックは随時装着。そのうえにセーターかニットはずっと着ていて、あとはアウターで調節していたと思う。たぶん毎年そんな感じ。暑かったら上着を脱げばよいのだ精神で特に問題なかった

ジャンクフードで喉カラカラ

工夫もなにもないタイトル、どうにかせい、という内なる声を聞きながらも、ストレートな表現しか思いつかない。あまりに喉が渇きすぎて。 味の濃いものも薄いものも好きだけれど、たまにジャンクなものを食べたい!欲がやってくる。 ギフトチケットがあったので、およそ半年ぶりのケン○ッキーへ。狙い目は期間限定のお得なセット。それと、あまりにビジュアルの魅力的な春のうま塩チキンを追加し、お得さを半減させて帰宅。ええねん。たまにやからええねんッ。 ケン○ッキーには思い入れがある。というのも、

フレーバーの読解

桜の見ごろが1週間くらいしかないなどと発言してしまったが、もうちょっとありました。満開前後を含めると2週間はあるかも。儚さのレッテルを貼りすぎた……桜さん、ごめんね……。 葉桜になりかけているのをみると、桜餅を思い出すのでほっこりしますよね(食い意地) 愛すべきカルディに行ったが最後、何かしらがカゴの中に生まれてしまうので、月1回にとどめておきたい場所です。魅力的すぎるんだ。 ワインはほとんどここで調達するので、いつもふらふら~っとワインのコーナーに向かう。大いなる寄り道付

満開よりも七分八分推し

また桜の話?と言われてしまいそうですが、また桜の話です。春といえばの風物詩なのに、一週間強くらいしか見頃がないんだもの……もう一度触れさせてください。この調子で葉桜になっても何かしら書いてしまいそう。 桜の寿命はイメージよりも短いな、と毎年思う。ハガキや雑貨などの桜モチーフ、さくら系のスイーツはがんばって三ヶ月くらい登場している気がするが、実物はやっぱり儚いのだ。その儚さゆえに愛されている面もあるのだけど、お花見シーズンといいつつ「シーズン」ほど長くないと思う。どちらかとい

本棚ならぬ小物棚

はじめて一人暮らしをするとなったときに、大きい本棚をふたつ買ってもらったのだが、その後の引っ越しで片方を処分することになった。そもそも高さのあるものなので、スペース的には今も一つで十分。でも本棚がふたつ並んでいたあの光景、けっこう楽しかったな。本はもちろん、本以外の物をどんどこどんどこ飾りまくっていたのが懐かしい。よくわかんない置物や雑貨もとりあえず本棚のそれっぽいところに載せていた。用途、見失いがち。 現在の本棚も本以外のスペースがけっこうあるのだが、本については短歌、俳

何色が好きかと聞かれたら

くすみカラーについてのエッセイで書いたとおり、好きな色が定まらない(基本的にぜんぶ好き)。暖色も寒色も、濃淡どちらに突きぬけていても好き。でも昔はどうだっただろう。 幼い頃はピンクが好きで、女の子!って感じの色合いに惹かれていたと思う。高校生くらいまでパステル系がなんとなく好きだったはず。流行りというやつ……? 大学生になってから原色っぽいのにもちょこちょこ目を留めるようになった。見る色の範囲が広がったのはたぶん、大学に行くときの私服を考えなきゃいけなくて、いとこからのおさ

あたたかいだけでにやけるへんなひと

寒い……寒い……と思いながら過ごし始めて5ヶ月ほど経っただろうか。今日ははじめてその檻から解き放たれたような気がする。あたたかいと見せかけて実は肌寒い、みたいな日に裏切られつづけてきた。冬、長すぎ。冬というか、寒いと思わせる気候、春だろうが秋だろうが長すぎ。ゆるしがたい。暖冬というわりには毎年ふつうに寒いっす、とほんのり抗議しながら年度末を迎えています。 ぶーたれてもしかたがないので、あたたかさを寿ぐ日にしたいと思う。窓を開けても平気な気温であることがうれしくて、なんだかに

習慣にしていること

noteの企画でお題投稿チャレンジがあるので、乗っかってみます。 「習慣にしていること」って、短歌以外になにかあるだろうか……とちょっと振り返ってみる。 ちなみに短歌の習慣というのは、うたの日に毎日出詠すること。のみ!!! でも最近、suiuという投稿フォームにも登録したので、それも合わせて毎日やっていきたいです。サイトの雰囲気などもあいまって、うたの日とsuiuとでは詠み方が違ってきて、自分で自分がおもしろい。 それ以外はなんだろうか……やっぱりコーヒー? 個人的に腸に