今後の事業計画について

こんばんは!株式会社マイコエンタープライズ 代表の坂上です。

弊社は現在以下の事業について株式調達型クラウドファンディングで資金調達を行っています。

東アフリカの難民や貧困地区の裁縫師と世界の消費者を繋ぐD2Cビジネスで、フェアトレードを実現する!生産者の顔が見えるファッションプラットフォーム「Kipekee(キペケ)」

とは言えどうやって達成するのか?その計画お伝えしたいと思います。

どんなビジネスか?

現地の生産者(テーラー)と世界の消費者をダイレクトにつなぐD2C型のプラットフォームを展開していきます。

ケニアの難民やスラムの女性を支援している団体から受けた相談「女性が独立して社会に戻れるように技術支援をしても、その先の雇用が無く貧困が終わらない」と言う内容からでした。10年以上アパレル業界にいた自分の経歴から日本で販売するものを作り解決できないか?と思ったのがきっかけです。正直日本の品質に合うものが作れるまで時間がかかると思っていました。なぜなら海外工場と商品づくりをしていた時に、スカート表地と裏地の中から裁ちばさみが出てきたり、品質の目線合わせに時間がものすごくかかっていたからです。

ところが、シャツのサンプルを依頼したら何も細かい指示を出さなかったのに、海外工場で仕様書にしっかり書いてもできていなかった柄合わせなどがばっちりできてきたのです。「技術の差」ではなく「機会の差」と言うことに愕然としました。現地に縫製工場を作るなども考えられましたが、そうすると関わったことのあるその地域でしか機会が作れません。

「機会の差」を埋めるには、デジタル化している今だからこそオンラインの取引プラットフォームで解決できると確信しました。さらにテーラーメイドが広く浸透しているケニア及びアフリカ地域は一人ひとりの服を作る文化があります。それはアパレル業界の大量生産・大量廃棄で環境負荷が高い問題に寄与できる仕組みです。

セミオーダーメイドの生産者の顔が見えるプラットフォームにすることでそういった課題も解決しながら、低賃金で児童労働など問題となっています。するフェアな市場を作れ、消費者は自分の好きな柄やサイズパターンを選べるスペシャルな服を応援したい人から購入できる、商品を共に作っていける喜びを感じていただけると考えたのです。

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どの様にビジネスと実現するのか?

現在すでにECサイトにで東アフリカの難民支援団体に依頼したストールやバッグ、その他小物等を今年の7月末から発売開始しております。2022年初頭からECサイト内でサイト内でセミオーダー形式の注文を可能にする計画です。

まずはサイトをセミオーダーできるように構築します。またメディア化してアフリカの情報を色々発信していき流入者の拡大を目指します。定期的にPOP UPストアでのイベントを開催したりデジタルマーケティングを行っていきます。また、インフルエンサーを起用し商品のコラボ作成をすることや企業などからOEMの受注を受けることで、受注量を増やし認知度を上げていきます。

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プラットフォーム化を徐々に進めて行き、最終的には顧客とテーラーがサービス上で自由に登録し弊社はプラットフォーマーとしてサービスの提供をいたします。

また、プラットフォーム化が完了させたあと、世界中で使えるように発展させていきます。世界中の人が繋がれるD2C型のビジネスモデルとしてフェアトレードの透明化を図ります。

2023年10月には米国進出を想定しております。米国大使館の主催するビジネスプロジェクトの採択されている2022年早々に私が渡米する予定になっていますのでそこで米国のネットワークを足掛かりに進めていきます。

マイルストーン:2028年にIPO(上場)を予定!

2028年に売上高役16.9億円でIPOを目指しています。

_マイルストーン8[1]

2021年:7月ECサイト立ち上げ、認知拡大

今年の7月に「Kipekee」事業を立ち上げ、ケニアのNGO団体や難民女性支援団体、西アフリカのシエラレオネのNPOと連携して商品づくりをしてきました。ECサイトやポップアップストアで販売をいたしました。

2022年:ECサイトでセミオーダーメイド開始、10月からプラットフォームかに向けて開発着手

ECサイトのメディア化やセミオーダー受注が取れるような回収を行い、SNS,定期的なポップアップストアやデジタルマーケティングで認知拡大を進めていきます。ケニアと日本をつなぐファッションショーや受注会などを行う予定です。

インフルエンサーや企業様とのOEM案件獲得に向け営業を行います。10月からはプラットフォーム化に向けて開発を行います。

2023年:米国進出

10月にプラットフォームか完成と現地パートナー企業との契約を行い、米国進出をします。

米国の展示会出展、インフルエンサーやOEM案件の開拓、マーケティング活動で認知拡大を進めます。

グローバルSDGsファッションショーをオンラインとオフラインで開催し、Live コマースでグローバルに販売したりメタバース空間での販売も進めます。
この時には黒字化が完了している計画です。KPIに置いている販売枚数は1500枚=1日 4枚ほどの販売とOEM1件の受注で達成できる見込みの数値で計画を立てています。

2024年:ヨーロッパ進出

イギリス・ドイツでのローンチを目指します。パートナー企業との契約をし、 現地でのマーケティング活動を行う予定です。

インフルエンサーやOEM案件の開拓も行い、売り上げ規模は3億円を超える計画です。

さらに、南アジア、南米のNGO団体との連携も進めていき、商品展開を広げる計画です。


2025年: 北欧進出、 国内オフィスのコワーキングスペース化

北欧でのローンチを目指し、コペンハーゲンファッションウィークの出展を目指します。 国内のオフィス拡大に伴い、コワーキングスペースを併設、エシカル、SDGs関連企業のハブを作る計画です。

グローバルで多様なチームメンバーがそろっています!

私は米国とデンマークに留学経験があり、10年以上アパレル業界でアパレルや雑貨の海外工場の生産品質管理、バイイング、貿易、国内外の営業及び運営を経験しており、国際シンポジウム、海外展示会事業など様々な事業の立ち上げてきました。

日本と海外を約20年以上行き来し、世界中のアクセラレータでメンターを行っているメンバー、SEから青年海外協力隊でスーダン駐在を経たあと、フィリピンでの事業立ち上げにかかわって来たメンバーも在籍しています。

さらに、約1,000倍の倍率の日本の政府奨学金で日本に来日し、アフリカ54か国とネットワークを持つメンバーなど、国際色豊かで実行力のあるメンバーがそろっています。

なぜこれをやり遂げられるのか?

この事業は私の強い原体験があったからこそやらねばならないと思いました。私自信のマタハラでキャリアがストップした経験や海外でアジア人としてや重度アトピーで差別があった経験があり「女性やマイノリティの課題解決」をしたいという想いがあったことと、自分のバックグラウンドであるアパレルの経験が生かせることも強みと感じています。

アフリカの社会課題を解決する事業を行うと同時に、日本や世界中の購入者に喜んで頂きながら、私たちの事業を成長させていきたいと考えてます。日本の労働人口も減少する中で、今はまだアフリカでエシカルファッションを中心に生産して頂いてますが、将来的には様々な事業展開も考えていきたいです。

私はCEOとして、SDGsを達成するというビジョンを経営に落とし込んで、売り上げも持続的に成長させるべく、グローバルなチームを始めビジネスパートナーのモチベーション維持を図るためにコミュニケーションを密にとって参りたいと思います。

世界をつなぐソーシャルプラットフォーマーとして世界と日本の社会課題貢献していきたいと思っています!

ぜひ応援をお願いいたします。

https://fundinno.com/projects/310

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