パートナーシップ宣誓制度について
2023年ももう終わりですね。
毎年一年早いなぁって言ってる気がします。笑
久しぶりに書くnoteですが、先日12月25日に4年一緒にいる彼とパートナーシップを宣誓してきたので、そのことについて書こうかと思います。
パートナーシップって？
私が住んでいる金沢市ではパートナーシップ宣誓制度というものがあります。
2015年渋谷区と世田谷区から始まった制度ですが、現在では360を超える自治体で施行されてるそうです。
近隣だと富山県、福井県もあります。
石川県はまだ進めている途中だそうですが、県内だと金沢市、白山市、野々市市で導入されています。
パートナーシップ制度は、同性同士の婚姻が法的に認められていない日本で、自治体が独自にLGBTQカップルに対して「結婚に相当する関係」とする証明書を発行し、様々なサービスや社会的配慮を受けやすくする制度。とあります。
これを聞くと、同性カップル向け？と思いがちですが、異性でも対象です。
なぜパートナーシップ制度を選んだのか？
これからお伝えすることは私個人の意見なので、あらかじめご了承ください🙇🏻♀️
＊結婚を選ばなかった理由
・夫婦別姓を希望していたから
・子供を希望しなかったから
・諸々の手続きが億劫だったから
・相手に負担をかけたくなかったから
今年40歳になり、この先子供を産む選択はないなと考えていて、子供がいないんだったら片方が苗字を変える必要はないかなと思っています。
苗字を変えると免許証、保険証、銀行などの手続きもしなければいけません。
逆に子供が欲しかったら結婚という選択をしていたと思います。
そして精神面が大きいのですが、彼の性格上、人一倍期待に応えようとしたり、気を遣いすぎて体に負担をかけてしまうことが今まで何度かありました。
そのことで病院に行くことも。
仕事のことがほとんどでしたが、結婚すると必要以上に気負いしてしまう気がしました。
結婚そのものが相手に負担をかけること、とは思っていません。あくまで私たちの場合です。
あと、これは感覚だけなんですが、自分が彼の苗字を名乗るイメージが全くなかった、というのもあります。
絶対に変えたくない！とかではなく、彼は彼、私は私のままでいた方がお互いにとっていい状態でいられる気がしました。
＊事実婚のままでもよかったのでは？
一緒に住んでいるのでこのままでもよかったのですが、付き合って4年を過ぎた頃、事実婚？同棲生活？夫婦？カップル？なんだかよくわからないふわふわした関係になっていました。
そんな時、色々検索してる中でパートナーシップ制度を見つけました。
私の中では区切りの意味でもいいと思ったし、これで『家族』の証明ができるので、もしものときにも必要だと判断しました。
たまたま彼も調べていてくれて、話が進み、金沢市のパートナーシップ制度宣誓をすることになりました。
パートナーシップ制度宣誓の流れ
ホームページに載っている通りですが、宣誓する10日前までに市役所のダイバーシティ人権政策課というところに、戸籍謄本や住民票、マイナンバーカードのコピーを送って、当日2人揃って宣誓しに行きました。
市役所がやってる時間じゃないといけないので、平日で、お互いが休みで、できれば大安で、、と調べていたら偶然クリスマスになりました🎄
普段市役所へ行くこともあまりないので、妙な緊張感😳
応接室に案内され、担当の方に説明を受けます。終わるまで30分くらいでした。
宣誓をするとこんなカードをいただけます🌼
金沢美大の准教授が考えたデザインで、グレーの印章は美大の学生の方が考えたデザインだそうです。
華やかで気分が上がりますね☺️
私たちは金沢で20組目でした！
(多いのか少ないのか。。🕊️)
指輪は以前記念に2人で作りに行ってました💍
このパートナーシップ制度、友人知人に伝えたところ、金沢でできるということを知ってる人は誰もいませんでした。
特に薦めたいとは思っていませんが、こういう制度があるということを知っていただいて、考えるきっかけになってもらえればいいかなと思います🫧
私の心境としては、夫というより心強い相方、相棒ができた感じです👫🌟
愛方？愛棒？ですかね。♡
お互いが尊重し合って、長く一緒にいられれば結婚でもパートナーシップでもなんでもいいのかなと！
多様性の時代。
この先、生活していく中で結婚の方がいいかもしれないと思ったら、籍を入れるかもしれません。
いろんな選択肢がある中で、自分たちが心地良くいられるところを、これからも選んで行きたいと思います😌
ここまで読んでいただいてありがとうございます🙏✨
基本的には何も変わることはありません。
2024年6月10日でトムハナの木10周年！
何か楽しいことしたいなぁと考えているので、Instagramチェックしておいてください🥯🌷
引き続き、2024年もよろしくお願いいたします！
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