ワタナベ

社会人1年目

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FACT FULNESS-ファクトフルネス-

先日私は丸一年くらいかけて(遅すぎる)ついにファクトフルネスを読破しました。 この本を読んで感じたことは学びは私たちの心を救うこと、また何も高尚な学問だけに役立つことではなく、私たちの普段の生活においても大切だということです。 例えば私が特に自分の心に刺さったのは第9章の「犯人捜し本能」の話でした。私たち(少なくとも私)は普段から何かうまくいと、自分のせいにしたり、他人のせいにしたり、環境のせいにしたり「いったい誰をつるし上げればいいんだ」と、さもそこに適切な犯人が1人い

    • きみはポラリス 三浦しをん

      「どうして恋に落ちたとき、ひとはそれを恋だとちゃんと把握できるのだろう」 ウィキペディアには「恋(こい)とは、特定の相手のことを好きだと感じ、大切に思ったり、一緒にいたいと思う感情。」と記されていた。定義上はそうかもしれない。しかしやはりこの小説を読了した今、私は「恋に定義などない」と強く思わざるを得ないのである。 この小説は恋にまつわる物語の短編集である。作中には様々な形の「恋」と名付けられた感情がある。同性愛、片思い、三角関係、不倫、等々…。読めば読むほどその形は様々