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「スキルマトリックス」は企業価値向上のためのツール

スキルマトリックス導入企業

国内の主要約300社の調査で約8割の企業が公表し、2021年の約3倍に増えた。

「スキルマトリックス」を株主や投資家に開示する動きが上場企業で広がっている。

6月の株主総会シーズンでも、取締役の資質について会社側が株主と意見を交える光景が目についた。
ただ、そのスキルがなぜ会社に必要かといった説明にまで踏み込む企業は少なく、情報開示に課題も残している。

東芝、スルガ銀行など過去の不祥事では、立派な肩書や経歴を持つ社外取締役が、経営者の行動をチェックできず、監督責任を適切に果たせなかったと指摘される。株主・投資家は外形ではなく中身を見極めようとしているのだ。

今後、スキルマトリックスを開示するだけでなく、
企業価値向上のために利用することが求められる。




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