インド旅、持っていくとよい持ち物♀
女性の、2週間以上の長期旅を想定して書きますが、短期の場合や男性の場合も多少は参考にしてもらえる部分があるかと。
持っていくと良いもの
五円玉
個人的に、持ってくれば良かったなと思ってるのは五円玉。なぜなら、インドでよく「日本円持ってる?」と聞かれるから。で、親切にしてくれた人に日本の小銭をあげたら、予想以上に喜んでくれた。交流を持った人への思い出や気持ちとして、日本の小銭を1枚渡すというのはいいなと思った。一円玉でも喜んでくれそうだけど、日本の一円玉はインドの1ルピーとすごく似てるから、五円玉の方が喜んでくれる気がする。穴が空いてるという点で珍しいと思ってもらえそう。
もし次に海外旅行へ行く時は、五円玉を30枚くらい持っていくと思う。ご縁が続きますようにというのも掛けて。
吊り下げ式旅行ポーチ
他のものでも代用はきくけど、おすすめなのが吊り下げられるポーチ。今回の旅で初めて導入してみたら手放せなくなった。私は確か700円くらいでメルカリで買った。普段はこれをベッドサイドに吊り下げておいて、シャワーするときはこれごと持ってシャワー室のフックに吊り下げる。そして次の町へ移動するときはクルッとしてカバンにポイ。このポーチ自体はかさ張らないし重さもないところが最高。同じような商品でも無駄に生地が厚かったりして重いものがあるので注意。
日焼け止め
アネッサなど、絶対焼けないと言われてるようなものを、想定される旅行期間分、日本から持っていくことを勧める。私は日本で使ってたビオレのspf50の日焼け止めを持って行ったが、かなり焼けた。ので、アネッサとかの強力なやつを勧める。できれば飲む日焼け止めもあるといいと思う。そのくらい、インドは即焼ける。
フェイスパック
インドだと1枚85ルピー(現レートで約150円)くらいで売ってる。インドでは日焼けケアに頻繁にパックが必要になるので、よく使う人は日本で30枚入り千円くらいのを買ってきた方がお得。
色つきリップ
ここぞという場面で口を少し赤くしたいとき用に、日本から気に入った色のものを持っていくといい。インドで買うと安くて350ルピーくらいで日本より高い(日本円にして700円くらい)
かかとケア用品
旅程が1ヶ月以上になるなら、かかとケアように軽石など持って行くことをおすすめする。日本では軽石が100均で売ってるけど、インドだとなかなか手に入らない。ワセリンやベビーオイルなどの保湿商品はインドでも簡単に手に入るので特に心配要らない。
インスタント味噌汁、ほんだし
インドで旅をしてると、「味噌スープ作れる?」ということをよく聞かれる。そのときのために、インスタント味噌汁を持っておけばすぐに飲ませてあげられてよいと思う。ほんだしは何か日本料理を作ってあげるときにあると便利かと。醤油はインドでも手に入るけど、ほんだしは難しいので。
予備のサングラス(100均のでいい)
これは1ヶ月以上の長期旅行、かつ、荷物が増えても抵抗ないという人向けだけど、無くしたり壊したりした場合の予備のサングラスをもっておくといい。インドで1ヶ月以上の長期旅をしたら、サングラスはどこかで壊したり、落としたりする可能性大。インドでUVカットできるサングラスを買おうとすると、600ルピー(現レートで約1000円)くらいする。しかもちゃんとした店を選ばないと、実際にUVカットのなのかわかったものではない。
百円でUVカットのサングラスが売ってる国なんて、日本くらいのもの。なのでダイソーなどの百均ショップとか、安いもので良いから、日本から予備のサングラスを持っていくのは個人的におすすめ。
サングラス持ち歩きのためのメガネストラップ
サングラスを無くさず壊さないために、下の一枚目の写真のような眼鏡ストラップを付けることをおすすめする。2枚目の写真のようなサングラスケースで持ち歩いていたこともあるけど"チャックを開けて、ケースにしまって、またチャックを閉める"というのが意外と手間で、無意識に机の上などにポンっと置いて、そのまま忘れてしまったことがあった。だから最終的な私のおすすめは、眼鏡ストラップを付けておいて、使わないときは首から下げるという方法。そのとき、着ているTシャツなどに縦に差し込んでおけば(写真3枚目)ちょっとおしゃれな感じにもなる。
ちなみに、上着の胸ポケットにしまっていたこともあるけど、それだとサングラスがそこにあることを忘れて、誰かとハグしたときにパキッと折れるとか、脱いだ服をその辺に置いておいてパキッとサングラスごと踏むことがあるので注意。
できるなら、旅行に持って行く用のサングラスはフレームや柄の部分がグニャグニャなものを用意するといいと思う。
腹巻き
お腹が冷えると痛くなる人は、寒い地域に行く場合は腹巻きを持っていった方がいい。インドだとたとえ寒い地域でも腹巻きは全くと言っていいほど見つからない。
マイクロファイバーハンドタオル
身体を拭く用に、アウトドア用速乾タオルとか、手拭いとか、ちっさい綿ハンカチとか試したけど、今のお気に入りは現地で買った安物のマイクロファイバーハンドタオル。
·何せ吸水性(余裕で全身の水気を拭き取れる ※拭いては絞りを繰り返して使う)
·何せ速乾性(綿の10倍くらい早く乾く)
·何せ携帯性(ハンドタオルサイズ、軽い)
·何せ安い(インドで買うと20円くらい)
タオルはずっと同じものを使うから、匂い問題があるあるなのだけど、この安さなら、臭くなってきたら買い変えたらいいから気が楽。
裁縫できる人なら、針と糸使ってカラビナ付けといたりすれば更に携帯性が良くなるかと。
スマホストラップ
これは、この旅でスマホを盗られた(別記事参照)私が、持ってくればよかったと思ったもの。インドではストラップ自体なかなか見つからないので日本から持ってくるべき。これでベルトフープとスマホを繋いで、ポケットに入れておいたら良いと思う。日本だとスマホを首から下げたりショルダー掛けしたりしてる人がよくいるけど、インド人は誰もしてない。
耳栓
インドで夜行バスや夜行列車に乗る時、周りがかなりうるさいので、静かに眠りたい人は耳栓が必要。耳栓も意外と現地だと見つからないので、紛失時の予備含め、日本から2組(4個)くらい持ってきておくのもいいと思う。かさばるものでもないし。
耳栓が無い場合、イヤホンをして、YouTubeの眠れる音楽を流し聞きしてれば周りがうるさくても眠れるかもしれない。私はそれで眠れる。けど充電消耗するので最終手段。
アイマスク
真っ暗でないと眠れない人で、ドミトリーとかの相部屋に泊まる予定のある人は必須。しっかり厚みがある、もしくは裏地が黒になってるやつじゃないとほぼ意味無い。
かさかさ音の少ないエマージェンシーシート
防寒に使えるのがこれ。畳んだら手のひらサイズに小さくなるのと重さほぼゼロなのが良いところ(見た目を気にする人にはおすすめしない)
私はsolというメーカーのエマージェンシーシートを10年前くらいに買って、それからずっと旅や山登りなどの時にはこれを必ず携帯してる。このメーカーのものは、百均などで買える安いエマージェンシーシートに比べカサカサ音が段違いに少なく、手触りが比較的柔らかいので、ここのにして良かったと思ってる。物持ち良いし。インドで電車に乗る場合、夏でも夜はかなり冷えることが多い。そんなときこれにくるまれば、寒くなく寝ることができる。ドミトリーでエアコンが効きすぎる場合もこれをブランケットの上にかけて寝ると快適。畳めば手のひらサイズで、何なら畳まなくてもカバンの隙間にぎゅうぎゅう押し込めば簡単に収納できるところも好き。旅中にトレッキングするとかの場合も、ザックに忍ばせておくといざというときに使える。
カラビナ、安全ピン、クリップ、輪ゴム
こういうものは何かと使えるので、各1つずつでもいいから持っておくといい。
コンドーム
女性は万が一の場合の護身用に、1つは財布に入れておくとよいと思う。旅程が長いならアフターピルも1つくらい日本で買って持ってくるのもいいかもしれない。
インドに半年近くいて、私は人の嫌がることを無理矢理するようなインド人には会わなかったが、そういう事件を耳にすることはあったので。
その他私が持って行ったもの
ボストンバック型キャリー
前までは長期旅行のときはドイターの25リットルザックを使ってた。けど、そんな小さいザックでも重さは8キロくらいはあったと思うから、旅行してるとだんだん肩が辛くなってくる。だから、今回は思い切ってキャリーバッグにしてみた。そしたらそれが大正解。これにしてよかったと思った。で、機動性の面でこのボストンバック型が私には合ってたと思う。これに肩掛けベルトをつければ、バイクにも乗れる(自分の膝に置けば肩掛けベルトもいらない)。し、スクーターなら運転手の前のところに置いてもらえる。このタイプのキャリーは車輪が360度回転するものは少なく、私が持ってるのも180度回転だけど、別に支障はない。肩に重荷が無いだけで最高。メルカリなどで2000円くらいで買える。
今のところ壊れてないし、インドでこのタイプのキャリーは800~1000円くらいで売ってるからボロくなったら新調しようと思ってる。
財布
今使ってるのは日本の百均で買ったこの写真もの。紐の部分をベルトフープに結んで、ポケットに入れてる。
キーロック
インドで安宿に泊まるなら、引き出しだけがあって、鍵は自分のを使ってね、っていうところもある。だからキーロックは1つは持っていくのがいいと思う。下の写真の中で、1番左のタイプがおすすめ。私が持ってきてるのもこれ。これはフープのところがぐにゃぐにゃとして柔軟性があるので、たとえば近い場所にある2つのファスナーをまとめてロックするということもできる。このフープが長すぎるとまた扱いが難しくなるので、この写真左の商品くらいのフープの長さが丁度いい。
服2日分
旅のスタイルは人それぞれだが、私の場合、どんなに長期の旅行でも服は2日分あれば十分。現地で気に入った服があったら買いたくなると思うので、その時は捨ててもいいように、どうでもいい服を持っていってる。
(私が持ってる服すべて)
※何も書いてないものは「1つ」
防風ジャケット、ユニクロのブラトップ2つ、長袖ブラックのエアリズム(日焼け予防にもなる)、白ブラウス、ジーパン、ワークマンの速乾パンツ、スパッツ、靴下、軽くて長い綿スカーフ(用途:首の防寒、防日焼け・防塵)。あとはインドで買ったフリースアウター。
白ブラウスとジーパンは、旅のテンションを上げるために持っていったけど、普通に長袖エアリズムもう1つと、速乾パンツの方が洗濯は楽。
あと、日焼け予防にバラクラバ(目出し帽みたいなやつ)も持ってる。インド人の受けは悪いけど、今は話しかけられたくないというときや、長いバイク移動のときや、日差しがめっちゃ強い日中に、使える。バラクラバの上からスカーフ巻けばそこまで変人にも見られない。買うなら冷感素材を(呼気があるからそれでも暑い)。
歯ブラシとか衛生用品・美容用品
歯ブラシ、歯磨き粉、デンタルフロス、シャンプー類はインドでも簡単に手に入るから何なら忘れてもok(シャンプーはDoveとか売ってる)。あと私は日本から持ってきた化粧水、カミソリ、髪のすきバサミ(セルフカットしてる)、インドで買ったワセリンとジョンソンベビーオイルと洗濯用洗剤(小袋に入った粉のやつ)
を持ってる。
ビューラーとファンデーションは持ってきたものの一度も使ってない。
ちなみに、デンタルフロスはインドで買うと150円くらい。日本の百均の方が安い。
余談だけど、インドのHimalayaという老舗メーカーを私は信用していて、シャンプーはHimalayaのベビー用シャンプー(洗浄力が強すぎないのが良い)を使ってるし、フェイスパックとか、睡眠薬もここの商品のを買って使ってる。何を買っても高くないのが良い。
私の服の洗濯の仕方
だいたいの宿で、シャワー室に大きなバケツがあるか、言えば貸してくれる。シャワーを浴びる時に、バケツに洗う服を入れて、お湯を少し(入れすぎると洗剤が余分に必要になるので注意)と、粉の洗濯洗剤を入れて、裸足で踏み踏み。ひっくり返してまた踏み踏み。そしてすすいでよく絞って、宿の屋上に干す。お昼に干せば夕方には乾いてる。こんな風にして、シャワーのついでに服を洗うことを定着してしまえば、服は2日分あれば十分。
思い入れのある物や高級な物はそもそも持っていかない
そういうものほど失くすし、何よりインドではすぐ汚れるので、そもそも持っていかないのが良いと思ってる。
例えば、防風ジャケットとしてゴアテックスの1万円以上するやつを持っていくのでなく、ワークマンやカインズホームのなんちゃって透湿素材(透湿性についてタグに表記されてる商品)で十分。暑い時期のインドなら、それさえいらない。欲しくなったら現地でウィンドブレーカーを買えばいい(200ルピーくらいから
売ってる)。
「これがないとテンション上がらない!」というものは覚悟の上で持っていったらいいと思う。
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