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京都合宿11日目・2022年7月21日(木)

 こんにちは、びっくりです。暑いです。

 今日の予定はざっくりこんな感じです。京都伝統産業ミュージアムと京セラ博物館はほど近くに立っており、周辺には平安神宮などもあります。なので、そのあたりを散歩しつつミュージアムを楽しもうかと思います。

旬菜いまりで朝ごはん
京都伝統産業ミュージアムに行く
余裕があれば京セラ美術館へ
私のメモ帳

 ちなみに今回は写真可&体験型ミュージアムだったので、写真マシマシ文字少なめ(ラーメン二郎スタイル)です。お楽しみください。

1.旬菜いまりで朝ごはん

 今日の朝ごはんは、烏丸御池のそばにある「旬菜いまり」さんで頂きます。30分くらい早起きして、七条西洞院からバスに乗ります。四条西洞院で下車し、10分弱歩いて到着。

行く道すがらに見つけた ケイオス
ここ 京都は基本的に日英2言語表記なのが面白い

 予約制で、時間ぴったりに土鍋ご飯を炊き上げてくれます。炊き立てであったかくてつやつやもちもちの白米、久々に食べた……。おいしかった……。

解説付き
土鍋ご飯の和定食 京の朝ごはん 1500円
土鍋ご飯もおいしかったんですが、特に茗荷の入ったお味噌汁とだし巻きがおいしかったです

2.京都伝統産業ミュージアムまで散歩

 お腹が膨れたところで再度バスに乗り、京都伝統産業ミュージアムのある「みやこめっせ」に向かいます。

バスから見えた鋭利な建物
杖の専門店というのがあるんだ(学び)
確か観世流の能会館。めちゃくちゃかっこいい

 目的地近くでおばあちゃまに声をかけられ、「みやこめっせ」への行き方を尋ねられたので一緒に向かいました(私は結局すぐ中へは入らず、周りを散歩することに)。

平安神宮の鳥居。でかーい あかーい


今日は行かない方
図書館の癖に……ッ!なんかかっこいいじゃん……!(別に図書館がダサくあるべきとかそういうわけではない)
京セラ美術館。この辺本当に名建築揃いですね

 結局辺りをぐるっと一回りし、みやこめっせと道路を挟んで隣に立っている蔦屋書店に。「白川の枝垂桜」という名前のルームフレグランスを見つけて、買うか迷い、結局『BRUTUS』の最新号(通いたくなるミュージアム)を購入しました(どういうこと?)

3.京都伝統産業ミュージアム

 そんなわけで、散歩にも満足したので本命の京都伝統産業ミュージアムに入ります。

日図デザイン博物館?知らない子ですね。
Crafts and DesignとMuseumを抽象化したのかな

 館内は一部を除いて写真撮影が許可されています。ショップを抜けて奥に入ると、こんな感じ。

展示室はこのフロアのみ。
「意外と小さいな?」と思ったそこのあなた、あなたはこれからここで2時間を費やすことになります。
突然無言でコマを回し始める学生(21)

 平日という事もあり、来館者が私一人しかいないタイミングも発生し、京真田紐の結び方のコツを教えていただいたり、ミュージアムの方に風呂敷包みの方法を教えていただいたりしました(ラッキー!)。

ひとりでできるかな(大学生・裏千家の結び方編)
たのしい
まだ修業が足りないらしいです


 体験展示のほかに、メインの展示(ほぼ全部メインですが)として「74CRAFTS WALL」があります。これは、京都市が制定した「京都市伝統文化産業活性化推進条例」によって定められた、国指定の伝統工芸品17品目を含む74の伝統産業品の展示。かなり近くで見られるうえ、ガラスの仕切りもないのでじっくりと眺めることができます。

ずらーり
壮観です
下に見えるガラス板よりも奥に生体反応(?)があると、チンチロ音が鳴ります(気を付けよう!)。
怖いよ
(京陶人形の頭の制作過程らしい)
ツルツル過ぎて樹脂でできてるのかと思った(本当に木らしい)

 「74 CRAFTS WALL」を眺めつつ、体験展示を触りつつ……と見進めていきます。

これを
こうじゃ(わはは)(ちゃんと原状復帰はしました)

 しばらく館内に私一人の時間が続いたので、体験展示で好きなだけ遊ばせてもらえて大変楽しかったです。

ちゃんと音階になってる
綺麗な花してるだろ、お菓子なんだぜ…これで
飲の酒の民(いんのしゅのたみ)が喜びそう
よきかなァ~……
産学連携、こういう所でも
俺は風呂敷マスターになる
あんなところにもこんなところにも組紐
すぐ製作元の名前を見てしまう 私の悪い癖
ところで「絞括」って本当に絞って括ってるんですね(全然知らなかった顔)

 とりあえず見終わったので、ミュージアム情報の後に総括として個人的な感想を付記しておきます。

京都伝統産業ミュージアム
【所在地】〒606-8343
京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1
京都市勧業館みやこめっせ 地下1階
【入場料】入場無料(企画展は有料)
【開館時間】9:00~17:00
【運営】株式会社京都産業振興センター
京都伝統産業ミュージアムHP, 「交通アクセス・利用案内」,  アクセス日:2022年7月24日
総括
 体験展示だが、解説はやや難解。国立文楽劇場の入門展示の様に、フリガナ等を振るほか、専門用語にしろ、専門用語とまではいかないものの難しい単語にしろ、柔らかく言い換える必要がありそう。専門用語を専門用語のまま、説明を進めてしまう印象があった。
(体験展示側は比較的やさしい言葉遣いだったので、壁は大人向け、体験展示は広い年代向けという棲み分けをしているのかも?)

 特に体験展示の側は展示物が非常に近く、ふとした拍子に展示物に触ってしまいそうになることも。若干怖いが、普段ガラスケース越しに見ているような工芸品を間近に見られるというのはとてもいい経験になった。
 撮影可能なのめっちゃありがたい……。

 キャプションは基本的に2か国語。「74 CRAFTS WALL」では、時折フランス語のキャプションがついていることもあった。
私のメモ帳

 ミュージアムショップ(厳密に言うと多分あれはミュージアムショップではなく併設店舗)を見てビルを後にし、平安神宮を見に行くことにします。

4.平安神宮

 以前も来たことがあったのですが、5年以上前の話なので改めてお参りします。

センスのない写真選手権第1位
ちゃんと撮りました
デカくて広い
右近の橘
左近の桜

 右近の橘と左近の桜、「右近の橘と左近の桜だ、と明確に認識している状態」で見るのは初めてだったので、今回ちゃんと認識できてにっこり。

七夕の風鈴イベントらしい

 600円を納めて庭園へ入ります。

谷崎潤一郎の『細雪』にも出てくる、と書いてあり、私の中の明治文豪好き勢がスタンディングオベーション
芦屋の谷崎潤一郎記念館にも行きたい
お金持ちになれそう
桔梗?らしい
日本最古の電車らしい
そこかしこに和歌が生えている
米も生えている

 のんびり歩いていたら雨が降り出してきてしまったので、足早に庭園と神宮から出て京セラ美術館に雨宿りしに行きました。

5.京セラ美術館

雨降ってんのに暢気に写真なんか撮ってる場合か

 あいにく特別展(「綺羅めく京の明治美術ー世界が驚いた帝室技芸員の神業」)の開始時期ではなかったので、ショップ辺りをくるくる回るだけにしました。

こういうのばかり気になってしまう

 地下はホワイトキューブっぽい感じでした。上の階は特別展が始まったらまた来ようと思います。

メンバーシップのカードがかっこよくてにっこり。
筆談ボードもある(でも見つけづらくないか?)

6.丸善京都本店

 ジュンク堂がなくなったのを俺はまだ許していない(心の声)
 とは言いつつ本屋があればそこに立ち寄ってしまうのが私の常。京都の町中で本屋に遭遇することは個人的な体感として多くはなかったので、久々の大型書店に胸が躍ります。
 BALという商業施設の地下に2フロアある丸善京都本店。文房具の品ぞろえも豊富でした。 

 旅行中の癖に博物館関連の書籍を3冊も購入してしまい、下唇を噛みながら帰ホテル。だって仕方ないじゃない、そこに本があったんだもの。

ここの地下に丸善京都本店がある
別の場所で見つけた猫(概念)、欲しい

7.夕飯

 今日の夕飯は健康志向で山盛りのサラダです。サラダだけでは足りなかったので、後々おにぎりとスープを追加しました。

晩御飯①
晩御飯②

 明日は箕面まで行く用事があるので、ミュージアムはいったんお休み。また明日。

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