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動かしてさえいれば。

大好き21_21の最新展示「動きのカガク展」に行ってまいりましたよ。佐藤雅彦先生がやっぱり出展しているということもあり、これは行かねばならないと。やっぱり、面白かったですね。個人的にはかねてよりすげー!って思っていたクワクボリョウタさんの「LOST」シリーズを直に見れたのが大収穫でした。やっぱりあれは物悲しいすごみがあって、ずっと見れてしまう何かがあったよ。特に気に入ったものをメモ。

<統治の丘>
ユークリッド (佐藤雅彦×桐山孝司)
中央の台に立った人の手をかざしたほうに、周りの風見鶏たちが一斉に方向転換をするという、統治者気分を味わえるというインスタレーション。真上を指すとみんな困ってぐるぐる回りだす、というのがかわいくてツボ。動画を撮ってなくてすいません…


<LOST>
クワクボリョウタ
動画を見るのが何より早いと思います。影の芸術。展示されていたのは#13なので、動画の#10とは少し内容が異なるものだったけど、構造は一緒。何とも言えない物悲しさというか、ヒトケのない構造物がまとう冷たさのようなものが影で表現されていて、なんだかずっと見ちゃう作品。

物事、なんであれ、たとえ考えや作戦が固まっていなくても、動かしてさえいれば何か起こるっていう考えが、展示を見ていて降りてきて。新しい方向にコトを運びたいのなら、いいから動きながら考えるように自分自身もしていきたいと思ったっていうメモ。

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