見出し画像

親不知はもう生えない

この三連休は残念ながら、親不知の抜歯の痛みにのたうち回っているうちに終わってしまったなあと残念な3日間で。やっぱり歯とか口が痛いっていうのはほんとにつらい。ものが食べられないっていうのは人生の喜びをものすごくえぐり取るわけで、図らずも、ちゃんと歯磨きして定期的に歯科にいって、年をとっても口は大事にしたいなとホントに思いました。みんな寝落ちは歯磨きだけでもしてからにしよう。

親不知を抜くときに、まあ今回ほんとに難儀なラスボスだったわけで、CTまでとって、神経と深く絡まっている親不知で抜くと口の周りに神経麻痺の後遺症が残るかもしれないとか言われすごく脅されたんだけども、虫歯リスクも考えて結局抜いたんだけど、そんときなぜか、「ああこうやって、身体の能力があるきっかけで戻らないっていうことが、これから先ちょっとずつ続いていくんだなあ」と、老いですよ老い、この感覚がw そんな感覚が去来したわけで。これまで五体満足に、特に際立った身体の不自由もなく生きてきた裏返しなんだと思うんだけど、こうやって「下手したらこの感覚が失われて戻りませんけどどーします?」っていう選択が増えていくんだろうなと。

人生は不可逆で、どんどん進んでいくことばかりで、決断を先延ばしてもいずれどこかでどうにか決めないといけないことのほうが多くて、しんどいけど、今回親不知抜歯に踏み切れた自分を信じて、決めていこうとか、そんなことを考えながら片頭痛祭な海の日であった。ああつらい。

サポートありがとうございます! 今後の記事への要望や「こんなの書いて!」などあればコメント欄で教えていただけると幸いです!