[連載小説]ギルティア王国大戦記 第36話

8月5日・南太平洋ブロック

ゲルブとデモンゲルブは元帥・セイレーンと対峙していた。

「たちの悪いパノプティコンはこれまでだ!」

デモンゲルブの宣戦布告と共に戦いが始まった。

ちなみにパノプティコンとは監視社会のことである。

セイレーンの戦闘力はことのほか低く、二人がかりで難なく倒すことが出来た。

8月5日・南大西洋ブロック

ロートとワイスは協力してユーザイ兵を蹴散らした後、体力回復のため休息をとることにした。

二人はかなりの数を倒したはずだが、なぜかユーザイ兵の出現は止まらなかった…。

8月5日・北太平洋ブロック

大地・アンタイオス・ヤタガラスは前日から赴き戦いに臨んでいたが、この地の元帥・ドラキュラはことのほか強く、苦戦を強いられていた…。

ここから先は

0字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?