[連載小説]ギルティア王国大戦記 第37話

8月6日・南大西洋ブロック

ガルーダの調査で、元帥・ノームの拠点が判明した。

ユーザイ兵の出現が止まないことから、ロートとワイスは手分けすることにした。

ロートがユーザイ兵を引き受け、ワイスがノームと戦うことにしたのだ。

8月6日・北太平洋ブロック

大地の元に篤司と寛騎が合流した。

大地からドラキュラの強さを聞いた寛騎は、下手に動かずロートとワイスの合流を待つことに決めた。

その間は、防衛に徹し被害拡大を阻止することに専念した。

8月6日・日本

アイリスと貴斗の元にメザイアが現れた。

「これからは面と向かってギルティアと戦います。」

メザイアが宣言した。

その後間もなく、貴斗が撮影したアイリスとメザイアの動画が配信された。

その動画でアイリスとメザイアは自分達が仲間と共に王国と戦っていることを訴えた。

「皆さん。どんな状況になろうと希望を、誇りを、戦う意志を捨てないで下さい。皆さんが屈しない限り、どれほど時間がかかっても必ずギルティア王国を倒すことが出来ます!」

動画の最後に、アイリスは力強く呼び掛けた…。

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