十干　十二支

【四柱推命　易　奇門遁甲】など
花鳥風水師の
基本的な勉強を始めるにあたり
「漢字が読めません」と言う
お言葉を頂戴することがあります。

十干　十二支
こちらも最初から
「読めないよー」って
聞こえてきそうですね。

こちらは「じっかん　じゅうにし」
と読みます。

【東洋思想とは】
二元論と陰陽五行
これらが元になり成り立っています。

易学や運命学だけでなく
東洋思想は全て
　二元論と陰陽五行です。

今回の東洋思想と言う表記は
主に儒学から派生した朱子学のことを
まとめてます。

みなさんは
【今年の「えと」は辰年】です。
とか、よく言いますね。

これは半分正解です。

十干と十二支を合わせて
「干支(かんし)」を「えと」と読んでいます。

【今年の「えと」は甲辰の年】です。
これで90点。

《陰陽五行》というのは
木火土金水の五行を
陰と陽に分けたものです。

十干を陰と陽に分類したものを
「えと」と言うのです。

「え」というのは「兄」（姉）
「と」は「妹」（弟）のことです。

「え」は陽で
「と」が陰となります。

【兄妹】で【えと】です。

目上と男性原理は陽です。
目下と女性原理は陰です。

このように分類する考え方が
根っこの部分にあります。

現代はジェンダーレスの世代ですから
パワハラよーっ差別よーって
言われそうですが
そう言うものなので、ご理解下さい。

戻りますが、十二支は
あくまでも十二支ですから

【えと＝陰陽】に分類する時には
「蔵干（ぞうかん）」と言うものも
　考慮します。

これまた面白いので
後にゆっくり書きますが、さわりだけ。

蔵干とは
『地支のなかに内蔵されている干』
　のことです。

西洋占星術にも同じ考え方が
　ありますよね。

ひとつのサインを10度ずつ
三つに分けた「デカン(デーク)」
12に分けた「ドデカテモリー」
ひとつの季節が4つのサインですから...。

　って脱線しましたが
森羅万象の考えは全て
東洋も西洋も、同じなんだなぁって
とても興味深く
勉強させていただいております。

ついでに書いちゃうと
蔵干とかドデカやデークは
その人が内面的に持っている気質であり

命式中の天干やサインと
同じ五行(エレメント)の蔵干があれば
その天干やサインが強められます。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣 ┈┈

では次に「えと」の意味を理解して
自由に使いこなせるよう。

最初に、字の読み方をおぼえましょう。
風水師になるのなら
ドヤーってできた方が良いもんね。

木・火・土・金・水
もく  か  ど ごん すい
もっかどごんすい

き　ひ　つ　か　み

声に出して読んでみましょう。
そして何度も練習しましょう。

《木・火・土・金・水》
文字を思い浮かべて
もう一度声に出して言ってみましょう。

言えましたか？
これが五行です。

次に、これをそれぞれ
「えと」に分類します。
「兄妹 陰陽」に分ける訳です。


【十干の相生相剋】
《相生》《相剋》
次回はこちらを書いていきます。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣 ┈┈


四柱推命や奇門遁甲は
兵法でありますので
自分の運命を知り
より良い人生を送るための指針として

現代も政治家や企業家など
一般にも多くの人々が利用しています。

吉か凶か
相性が良いか悪いか

その判断に使うもので

己を知り敵を知れば
　　百戦危うからず

心理戦にも利用してました。