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#2 何があっても大丈夫

さて前回は石との出会いのお話を書きました

当時私は会社員だったのですが
とっても厳しい上司の元しごかれていました。

「本当仕事できないよね、なんだったらできるわけ?」


そう上司に言われて悔しくて悔しくてトイレに駆け込んで泣いたりもしてました。
そして毎朝始発で会社に行って夜も0時過ぎまで働いていたり…

当然ながら寝不足なんです。
だから仕事の効率が良くなるわけもなく…

「本当に私、なんのために働いているんだろう?」

そう思って毎日満員電車に揺られていました。

会社の隣に大きな神社があって
(なぜかエスカレーターがある神社で)
半分寝ぼけまなこで早朝の神社に行っては

「神様、私に必要なことを教えてください」

と毎日お願いしていました。

でもいつも神様からは

「大丈夫だ。絶対に。」

としか言われていないように感じていました。

「えっ!こんな苦しいのに何が大丈夫なの?!」

と、当時の私は思っていましたが
今にして思うと

「最後は大丈夫にしかならない」

って本当だな…(遠い目)と思っています。
結局私はその後数年して仕事を辞めて
今は楽しく石屋さんとして仕事をさせていただいているんですよね。

だから結果的にはよかったというか…

で、です。

その時から石はずーっと私と一緒にいてくれました
そしてずーっと私にエネルギーを送り続けてくれていたのです。

もしも人間だったらどうでしょう?

仕事もできないし
大した能力もなかった私に
そんなふうに愛情を注げるでしょうか?

当時私は、そもそも、
私が私を愛せていなかったなと思います。

ちっとも自分のことをわかっていなかったし
自分に本当に必要なものも分かっていませんでした。

でもその時があったから

「本当に嫌なこと、本当にやりたいこと」

がはっきり分かったんだと思います。

だからこれを読んでくれている人の中に
もしも当時の私と同じ気持ちの人がいても

「大丈夫にしかならないから」

って伝えたいと思います。

明けない夜は無いし
夜明け前が一番暗いんですって
私が尊敬している方が仰っていました

どうか夜が明けて
あなたが太陽の下で笑える日がきますように

そっと祈っています。

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