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メッセージは神か?悪魔か?【Ⅴ法王】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

昨日のブログ『代償』の反響が多かったので
急遽、こちらの話題をお伝えしましょう。

夫の不貞に悩んでいた女性は、何年も悩み続けていたのに(10年近く)
今更になって、相手の女性が誰なのか?判明します。

もちろん、この10年探そうと思えば、探し出せたのであろう近距離の存在ではあったろうに、彼女はそれをしませんでした。
何故なら?夫婦関係をやり直そうと前向きに努力してきたからです。

にも関わらず、再度加熱する不倫の炎。
そして、母親としての強さで、彼女は一大決心をしたわけです。

この不倫相手の明確な所在がわかったタイミングが、あまりにも神がかり的でした。
占い師のMahouからすれば、目に見えない誰かが意図的に彼女に伝えたのでは
あるまいか?と、思ってしまうくらい。

おそらく、いや、きっとそうなのだと思います。

見方を変えれば、明確になった不倫相手の存在は、主人公の彼女にとって
さらに傷つくことでもあるし、憎しみの対象が明確になったことで、
「気持ちを晴らす」と言うさらなる行為、罪が発生する可能性も生まれました。

と考えれば、このメッセージは良いことなのか?悪いことなのか?
神様からなのか?悪魔の囁きなのか?判断するのが躊躇されます。

【大アルカナⅤ 法王 神の声を伝える】

でも、おそらく神様からだと、タロットもMahouも思います。

何故なら?
彼女は自分が幸せになるために、動いているからです。

十分、我慢してきました。
何年もかけて、現実を受け入れてきました。

そして、その反動で、体調も壊しました。

不倫相手が明確になったことで、恨みつらみの対象がはっきりしたことが
彼女にとっては「わかりやすい対象物」として割り切れるようになったのは
事実です。

今度、彼女が不倫相手に対してどのような行動を取るかどうか?はまた別問題。

人生は、わかりやすい「目標」があった方が生きやすくもなります。
それがたとえ「敵」であっても。

「憎まなければ、生きてこれなかった。」
そう言う人は、案外多くいるのです。

そんな人たちから「憎しみ」を奪ってしまうことは、
タロットやMahouにはできない。

人生に目標は必要だ、とよく聞きます。
その目標の中には、表現されない意図が存在します。

「(不倫相手よりも)幸せになりたい」
「(嫌いな人よりも)有名になりたい」
「(あの会社よりも)成功したい」

他人に表現しないだけで、主語は案外否定的な感情だったりもします。
それを悪いことだとは言い難い。

たとえ、否定的感情から発生した目標でも、目標達成した時に
次の感情が芽生えます。

そこから、また考えればいいのではないでしょうか?

人の生き様は、決して輝かしい場面ばかりではなく、案外どんよりしているもの。
だからこそ、その一瞬の笑顔が光り輝き、記憶に「幸せ」として刻まれるもの。

自らを業火の険しい人生を進まぬように、理解できる人は平坦とはいえ
四季を感じる美しい道を選んで歩いていきましょう。

タロットMahou

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