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竜の血【大アルカナⅩⅤ 悪魔】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

先日、ご縁があって、『ドランゴンブレッドで赤いインクを作成する』機会を
いただきました。

ドラゴンブレッドと一般的に言われる樹木から取れる樹脂を活用します。
樹木を傷つけると、血のような赤い樹脂が流れると言われています。

相変わらず、誘われてもさほど興味がわかないまま、
連れて行かれるMahouです。

【ちょっとワクワクする雰囲気】
【乳鉢で赤い樹脂を丁寧に砕きます】
【細かい粉状にしたら、そこにウォッカを入れて丁寧に溶かします】
【わかりにくいですが、真っ赤なインクになります】

これを26日の満月まで、丁寧に愛でて熟成させて出来上がり。

引きつられて参加した割には、途中からめっちゃ面白くなり、
テンションが爆上がり。

というかね?
画像は撮れませんでしたが、樹脂を粉にしてウォッカに溶かした後
一滴一滴丁寧に瓶に移し替えるのですが、
その『真っ赤な血のように滴るインク』がたまらないのです。

【大アルカナⅩⅤ 悪魔 魔女の血が騒ぐ】

私、絶対昔(前世過去世)でこの作業やってたと思う。
もしかしたら、自分の『血』も入れちゃっていたと思う。

魔術にはいろいろな方法があります。
お習字の墨、墨汁にも赤い(朱)ものがありますよね?
習字の先生が、お直しに使うあの赤い墨汁(朱墨汁)。

朱墨汁を使って、書く護符は時々みなさんにお渡ししたり、
実際にご自分で書いていただく儀式をしたりもします。(特別コース)

西洋風の赤いインクマジックもありますが、
自分で作ろうなどとは思ったことがなかったので、
あんなことや?こんなことも?できるじゃないか!とテンションマックスです。

あぁ、楽しい。
何度も言いながら帰路につきました。

好きなことを突き詰めると、やっぱりこんな雰囲気になっちゃうのよね。
でも、それでいいと思うの。

タロットMahou

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