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「野良ちんちん」常松結 2021/11/23



・日記を書きます。一昨日は少なくてすいません。

・日記を書くと言っても、気分がすぐれなくて会社休んだので、特に用事はありませんでした。書くことない、、、。


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↑これ何? 昼ご飯買いに行った途中の道にあった。ミニちんちんに足が生えてるじゃん。


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・あ、ホントにちんちんなんだ。「ぬいぐるみを持ちたい!」という需要と「ちんちんを愛でたい!」という需要が合わさって生まれたのね。ふーん。

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・在庫切れだった。


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・ちんちんと女性


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・両手にちんちん


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・ぷにっとちんちん


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・ぎゅーっとちんちん


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・ちんちんファミリー


・以上です。



私は生活をしていない
・ずっとネトフリを見ていた。昨日はミッチェル家とマシンの反乱。今日はミッドナイトゴスペルとGANTZ:Oを見た。全部面白かった。しかも全く違う面白さ。面白さの細分化って無限なのかもしれないな。


・がぶ飲みメロンソーダをがぶ飲みしながら見ていた。するとそんな自分に嫌気が差してきた。

・ガキっぽいなぁ、と思う。もちろん繊細で重層な高級料理は好きだ。だけど同じくらい、駄菓子めいた大雑把で品のない味も好きなのだ。どちらも同じくらい好きである。すると必然的に、安い方を沢山飲み食いする羽目になる。この細胞はがぶ飲みメロンソーダに侵されている。

・味覚のガキっぽさは、まぁ、別にいいだろう。人それぞれだし。日記を書きながら「ちんちん」と打つたび腹抱えて笑うのも、まだいい。

・問題は”生活”だ。私は未だに、自分が”生活”しているという自覚がない。

・実家暮らしで、毎日の夕飯を母に任せてしまっている。家賃も払っていない。光熱費や食費が月いくらかかっているのか答えられないし、自分がどの保険に入っているのかさえ忘れている。

・毎朝通勤電車に揺られて社会人のフリをしているが、その中身はまだ学生なのだろう。出社と登校の区別がついていない。学校がつまらなくなった、くらいの認識だ。

・成人としての自覚──それが希薄だ。多分親離れをしなければ、その自覚を得ることが難しいのだろうな。生活感とは、生活のために身を削るような境遇になってから、ふと覚えるものなのかもしれない。

・星野源さんの「そして生活はつづく」読み直そ、、、。


できるなら永遠に学生でいたい
・1年ほど前、高校の先輩がツイッターで結婚報告をしていて驚いた。祝福と同時に戦慄した。そうか、私はもう結婚できる年齢だったのか、、、。

・魔法少女だって永遠には続けられないのだろう。身が持たないし。というか、いつでも辞められるのだ。会社(IT)の方に専念するべきだろうし。

・魔法少女は、私の中で部活動みたいな感覚だ。これを続けている限り、私はいつでも大学生の顔になれる。終わらない学生気分に浸っていたい。



・先日、リケちゃんと喧嘩した。晃を問答無用で殴り殺したことについて、色々言い合った。

・あれは敵か? あれは晃か? 分からない。でも対話の余地はあったはずだ。すぐに撲殺することはなかった。対話してどうするんですか? 和解する? 外に連れ出す? 立方体の外に出たら、消えてしまうというのに?

・人間が立方体の中で消えるのと同じく、敵である護衛者達もまた、立方体の外に出たら消えてしまう。同じ理屈だ。

・ならば”苦しくなる前に”すぐ殺すべきだと私は思いました──。リケちゃんはそう言った。私はその通りだと思った。


・だけどずっと気分が晴れない。苦しくなってもいいから、晃と話したかった。彼女を前にしてようやく気がついた。晃が消えてしまったこの世界を、私は全く受け容れていないのだ。


・今日はここまで。おやすみなさい。

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