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手のひらサイズで右往左往

ブックカバーの図案について。

今後もこの題材を使って作るだろうな、と思うものは

紙で小さな型紙を作り保存しています。

たとえば、「埴輪の鷹匠くん」「銅鐸」「円筒埴輪」

「螺鈿紫檀五弦琵琶」など。

セントメアリーミードの「牧師館」や「ミスマープルのお宅」は

形自体は複雑ではないので、だいたいの位置を決めるために

サイズがわかるようなものを作っています。

(上の写真の丸い紙がそうです)


東山魁夷の京都の街に浮かぶ月を描いていたあの横にながい絵画や

レンブラントの夜警、エルグレコの受胎告知

源頼朝の肖像画

(昨夜TVの装束は、まさにあの絵をなぞらえて、ザ征夷大将軍でした!)

記憶の「大っきな絵だなあ」の印象の絵を取り出してみるにつけ

その面積を支配し掌握して、

芸術に仕上げることができるなんてこと

この目の前の小さな型紙を手に取りながら

とんでもない偉業だよ・・・と思います。


私はこの10×12cmの世界で試行錯誤。

他人様にとっては、喜劇的でさえあることでしょう。


アガサ・クリスティの小説のミスマープルシリーズの

「火曜クラブ The tuesday club mystery」 から

「火曜日のジェーン」というブックカバーを作ったことがあります。


先日は「牧師館の殺人」の中にでてくる

お茶とうわさ話の会が水曜日だということにきがついて

ブックカバーに「水曜日のジェーン」という名前をつけました。


他の作品に曜日の言及があるかまた調べるとして

次はもう一度 火曜ナイトクラブ で一枚作ってみようかと

思っています。火曜日のジェーンpart2ですね。

ああ楽しい!まったくおかしな毎日ではあります・・・。


できましたら、こちらでご紹介させてください。

追記:20220610できました。

できたて!

明日販売サイトにものせる予定です。