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白い新書本用のブックカバー

ブックカバーを作る前。パッチーワークが趣味でした。

いくつのときだったのか

母に連れられて上本町の近鉄百貨店(それは覚えている)の上の方の階で

大きなキルトが一枚飾られていたのを見てふるえた、あの時が原点です。

玉止め玉結び、すべて友達にやってもらっていた家庭科の授業での私。

忘れたように、ブックカバーだ、ミンネで販売だ、言ってますけど

あの場を通り抜けなかったら、他のことをしていたかもしれません。

(他人様にとってはどうでもいいエピソードをすみません)


パッチワークでブックカバーを作ろうとしてどうもしっくりこない、

刺繍が最適なのではないかしら?

と気が付いて今のスタイルで作り始めました。

描きたい絵を描くために、画材を選ぶ感覚と同じじゃないかなと思います。


そしてこの秋、新書本サイズのブックカバーを再開した折に

「ダーニング刺繍」という刺繍の種類の手法を使って

サイズでのデザインの違いをだして、技術の巾も広げたいと思いました。


ダーニング刺繍というのは、

ニットの繕い物が元になっているからなのか

毛糸でされていることが多いようですが

私のブックカバーでは、シルクパールの5番糸というのを使っています。

光沢があり美しいのですが、あたたかみに欠けるのが難点。

そこをなんとかして「まほろんまあく」らしく仕上げようと

針を運んでいます。


今日は10色以上の刺繍糸を買ってきました。

(セール対象外だったという痛恨のミスはあったものの)

帰宅して袋から出した時、にぎやかに色があふれかえって美しかった!

カラフルさにこんな感動できるんだとびっくりしました。


今作っているのは、真冬の読書にぴったりなカバー。

新書本サイズnote恒例、インサイドの布メインスタイルでいきますと

上の黒いクリスマスプリントのかわいい布、これが活躍。


カラフルな刺繍糸のことを話していながら、今回の刺繍はきわめて抑えめ。

まだ途中ですが、写真にうまく写らないかもしれない可能性おおありです。

写真うつりのよいものを作る方が絶対にいいはずなんだけど。

うーん、でもこうしたかったんだし・・・。


できましたら、またこちらでご紹介させてください。


追記:できました。


https://minne.com/items/30345152