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たまに初期のはなし

ブックカバーを作って販売しています。

初期のカバーとはかなり変化しました。

長い間続けているうちに、ここにたどりついたという感じです。


本についてくる紙のカバーが外れてくるのが嫌で

たしか中学生くらいから、全部外して読んでいました。

(一方で、書店オリジナル紙カバーをコレクション。旅先では必ず本を購入したりして、増やしていきました)


現在、書店などで見る、大量生産風、
市販の布製ブックカバーを使うと

一部のものは、読書中にズレズレに外れてくるものがあることに驚いています。

私の使い方の癖によってカバーが外れるんだ

という可能性もあるけど)

一度でもそういう目にあわれた方は、

二度とブックカバーは使わないってなるんじゃないかと思い、

とても悲しくなります。


私の作るブックカバーのこれまででの一番の変化は「かたさ」です。

布の種類にもよりますが、接着芯をあちこちに使うようになり

現在ではそれだけで立つくらいのハードさです。

ここは必然というか・・読みやすさを追求した結果です。

それと刺繍。

初期の頃は、刺繍はしないと決めていたくらいでした。

もうかれこれ・・正確にはわからないけど10年くらいには

なると思うので、それはさすがに進化もしてしかるべきです。


移動中やお出かけの時に使っていただく

つもりで作っていましたが

お客様の中には、
この本にこのカバーと決めて、

セットしたままにしてくださっている方が

いらっしゃることなんかも知りました。


ご利用方法はさまざま。

お役に立てるように

まだまだ進化していきたいと思っています。


ということで、これからもまた、こちらで新作をご紹介させてください。