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[勉強会]学びのデザイン

■資料

登壇者:イシジマミキさん

↓資料に載ってないことを重点的にまとめてます。

■学びと勉強の違い

学びに大切なのは主体性

- 勉強はhow to(手法)が提供されるもの
- 学びはwhyから始まる。自分で考える

専門領域を学ぶとき
- 理論がなくても感覚でできてしまうものがある
- 専門領域でありがちなこと
- 上記の理由で理論理解は最後に
- プライベートワークは網羅的手法

■トレースの何がいいの?


- 作品分解と作品批評が一度にできるので一石二鳥
- 本当は三回やるのがいい
1.まずは観察
2.実際に触ってみる
3.要素を抽出して自分で作る

■専門領域を学ぶ前に学ぶ力を整えよう


- どんな領域でも必要なのは学ぶ力
- うまく質問できないと最適な答えを引き出せない

質問力
- 得られるはずの経験値をとりこぼさなくてすむ
- 質問の仕方をしっかり考える
- 実になる質問をするためには用語を調べる
- 相手に伝えるためにはどうするか考える
- 概念を知っておくことが大切

ログを残す=アウトプット
- 発信しないと言語化できない
- フィードバックがないと意味がない
- 自分の説明書を付与して発信しましょう

■学びの構え


- 最適な環境をつくる
- 少ないステップで実装できる環境作り
- 自分の環境を学びに最適化する
- なりたい人に触れる
- やったことのないほうをやる
- リスクがあることで必死で覚える
- 学びは緊急性と頻度が高くなければ覚えない

例えば・・・
1. 英語を学びたいから周りのものを英語の設定にする
→何気なく身近にあるものを変えることが一番大切

2. ワンルームはよくない
→自分のパフォーマンスはどうなったら最適になるのかを考える

3. SNSのフォローを業界のロールモデルや隣接業務の人たちに変える
→毎日刺激がもらえる

4. なりたい人の本をチェックする
→まずはKindleで本のサンプルをDL。「はじめに」でどんなものを読んでいるのか確認。自分が理解できそうであれば購入。視座があがる

■学べた!はどんな時?


- アウトプットするだけでは意味がない
- 後から見返せて他人が評価できること
- 実践しないと意味がない
- アウトプットを定期的におこなう癖をつけよう

■学びを設計


"キーワードは守破離"

守=実行以外はプロに任せる

- 言われたことをそのままやる
- 一つのサイクルを作る
- この流れを自分の当たり前にする


破=自分でシナリオを設計する

- 進め方(シナリオ)を自分で決める
- インパクトが落ちないようにポイントを設定する
- FBを重要ポイントとして設定
- 点で話しても意味がない。線で話す意識を。


離=全部自分で設計する

- 「褒める」以外の全てを自分で設計
- より細かい設計を


■ワークショップ


デザインをテーマにプロセスを設計しました。
私は初心者がデザインを学ぶという設定で考えました。
ポイントの優先順位を決めた方がいいとのアドバイスをもらい、それを軸に流れを考えていきました。(紙の右下あたり)

近くの人4人と発表して意見交換しました。
他の人がデザインの学びでどんなプロセスを想定しているのか知ることができて良かったです。

■サイクル作りで必要なこと


- 繰り返すために実践する
- ゴールへ向かうために航海士が必要

■何を学ぶか


- 自分が学びたいことと成長見込みのバランスをみる

■学びとは


自分の好き=エンドユーザーの価値
自分が学ぶことがユーザーのメリット・価値になる
それが学びの答え

■燃料

- 燃料は体内で作る
- エコサイクルで回そう
- 「自分てんさ〜い!!」と思えることが大事
- 自分でできない場合は同士に共有する

■最後に

まさに学びのデザインだった。

実際に学ぶべき内容は見えていてもプロセスなど「学び」を取り巻く諸々の条件が見えていなかったので勉強になった。
プロセスの中にポイントを置いてモチベーションを維持することが継続の秘訣。

「学びの基礎」を鍛えないとその後の吸収力に違いがでるというのは、料理でいうところの下処理がきちんとできてないと味の染み込みが全然違うのと似てる。それくらいベースが大切であることがわかった。





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