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上質世界

みなさんは、好きな事、好きな物、好きな人などがパッと頭に浮かびますか?

それは、どんなものでしょうか?

私は、山登り、仕事で子ども達と過ごす時間、餃子、納豆卵ごはん、家族、友人、勉強仲間などが思い浮かびます。

選択理論の中では、上質世界についてこのように説明されています。

私たちが現実の多くを他の人と違うように見る理由は、別の重要な世界に関係がある。この世界は各々に特有で、上質世界と呼ばれている。この小さな、個人的な世界は、誕生後すぐに各自が創造し始め、生涯を通じて創造し続けるもので、私たちの欲求を最も満足させてくれる具体的なイメージ写真によって成り立っている。
このようなイメージ写真は三つの領域に分けられる。
①私たちがともにいたいと思う人
②私たちが最も所有したい、経験したいと思う物
③私たちの行動の多くを支配している考え、信条

グラッサー博士の選択理論幸せな人間関係を築くために

上質世界とは、簡単に言うと、一人一人それぞれに好きな物や考え方、価値観など大切にしている物があり、そのイメージ写真が入っている世界のことを指します。

私のイメージ写真は、こんな感じ⇩

上質世界(健康的な食事・健康・家族・子ども・山登り)

そして、そのイメージ写真が誰かから否定されたり、実現しないかもしれない状況になったらどうなると思いますか?

私は父と生活していて、『健康的な食事』と『健康で長生きしている父』というイメージ写真も私の上質世界には入っています。

そのため、健康的な夕食をできる限り作るように心掛けています。

一方、父の中には『健康的な食事』は上質世界には入っておらず、『好きなものを好きなだけ食べる』というイメージ写真があり、また私と父の好みも正反対で全く合いません。

だから、野菜を食べない父のために毎回作っている野菜たっぷりのお味噌汁を「嫌い。」だと言います。

直接言ったことはありませんが、正直悲しい、、、

一生懸命作った料理を嫌いと言われることも、不健康な食事を続けていることにも悲しくなるし、父のためにやってるのにっていう思いを受け取ってもらえないことにも悲しくなります。

でも、悲しんでるだけでは、状況は変わりません。

大切なことは自分がコントロールできることに焦点を当てて行動するだけです。

一瞬、「もう一生ご飯作ったれへん。」「口もききたくない!!」って思って、ちょっと無視してたけど、落ち込みから脱出してできることをやってみます。

今日は、上質世界から私の最近の悲しい出来事の話でしたが、自分の好きな事、好きな物、大切にしている考え方を大事にしてもらえると、自分そのものを尊重してもらえているように感じられます。

反対に、それを否定されたり、イメージ写真にあるものが手に入れらないととてもつらいです。

だから、自分の上質世界にある物も大切にしながら、周りの方の上質世界についても意識して関わる事でより良い人間関係が築けるのではないかなと思います。

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