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外的コントロール

私は相手を変えられる。

そして、相手も自分を変えられる。

また、自分が相手の間違いを正すことは、自分の責任だと考えることを選択理論の中では、外的コントロールという。

下記に、外的コントロールの三信条を紹介する。

第一の信条
私は外側から来る簡単なシグナルに反応して、電話が鳴ると受話器をとる、玄関のベルが鳴るとドアを開ける、赤信号で止まる、その他のもろもろのことを行なう。

第二の信条
私は、人がしたくないことでも、自分がさせたいと思うことをその人にさせることができる。そして他の人も、私が考え、行為し、感じることをコントロールできる。

第三の信条
私の言う通りのことをしない人をばかにし、脅し、罰を与える、あるいは、言うことを聞く人に褒美を与えることは、正しいことであり、私の道義的な責任である。

グラッサー博士の選択理論幸せな人間関係を築くために

この外的コントロールを手放すことで、生きていくのがとても楽になるが、なかなかすぐに手放せないから学び続け、実践を続けている。

外的コントロールの例をここに挙げてみる。

例えば、友人と食事の約束をしていたがドタキャンされて落ち込んだとしよう。

外的コントロールで考えると、友人がドタキャンしたことを刺激と捉え、その刺激に反応して落ち込んでいると考える。

そう考えると、自分が落ち込んでるのは友人のせいという考えになり、「相手が○○をしたから、、、」「相手が○○をしてくれなかったから、、、」と相手の行動によって自分の感情がコントロールされていると考え、自分のコントロールを失ってしまう。

しかし、選択理論的に考えると、友人がドタキャンしたという情報を得て、私が落ち込みを選択したことになる。

選択しているのが自分だと考えることで、その選択を変えたい場合には自分でコントロールができるようになる。

確かに、一緒に食べれないのは残念だけど、その時間を買い物にも使えるし、リッチな夕食を買って食べてもいい。

このように、思考習慣を変えて行動を変えると落ち込む時間もグッと減る。

だから、落ち込みや怒りなどいろいろな感情が出た時に、外的コントロールを見つけて、選択理論的に解釈しなおすことでコントロールを取り戻すことを繰り返し練習していくことが、楽に生きられる方法なんだと思って日々ががんばります!!

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