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解決のサークル

選択理論心理学の中で、私の好きな考え方が解決のサークル。

解決のサークルは、人間関係の不和が生じたときに、問題ではなく関係性にフォーカスすることで解決策を講じていく考え方です。

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お互いの関係性をよくしたいという同じ目的を持ち、そのために自分たちができることに注目して一緒に考えていく。

本当は仲良くしたいのに、つい相手のせいにしてしまったり、素直に謝れなかったり、本音とは違うことを話して関係性が悪化していくというのはよくあると思う。

素直に気持ちを表現したりできないのは、恥ずかしさや、相手からしてくれたらいいのにという思いからかもしれない。

でも、そのままでは関係性が悪くなることはあってもよくなることはない。

選択理論では、自分が直接コントロールできる思考と行為にフォーカスするということをとても大切にしている。

まずは、お互いに関係をよくしたいと思っている相手と円の中に入っているイメージを持ち、2人の関係を近づける選択をしていくことをお互いに決める。

・どんな関係を望んでいるのか
・そのためにそれぞれ何ができるのか

についてを話していく。

ただ、もしかすると自分は解決のサークルに入っても、相手は入りたいと思っていない可能性もある。

相手がそこに入ってくれるかどうかもコントロールすることはできない。

でも、だからといって何もできないわけではない。

相手に変わってほしいから自分が変わるのではなく、関係性をよくしたいから自分にできることを見つけてアプローチすることはいつでも始められる。

何から始めていいのかわからないかもしれないが、そんな時は、相手が望んでいることを考えてみて、実際にできることをやってみる。

または、尋ねられる関係性であれば実際に尋ねてみて、それを叶える手伝いをしてあげるのもいいかもしれない。

もう一つは、下記に上げる人間関係を良好にするための「身につけたい7つの習慣」を意識して関わるようにするのもいいかもしれない。

  1. 傾聴する

  2. 支援する

  3. 励ます

  4. 尊敬する

  5. 信頼する

  6. 受容する

  7. 意見の違いを交渉する

解決のサークルに一緒に入ってほしいなと思う人はいますか?
もしいたら、まずは自分が相手のためにできることを考えてみてください。


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