AIと一緒にチャット形式で読書を進める体験が良すぎて普通の読書ができない
こんにちは!AIにアシストされすぎて認知機能の退化を実感している今日この頃です。むしろ加速しているのか?よく分からないですね。。
読書中も「これってどうなの?」「あれってどうなの?」とすぐ聞きたくなってしまう病にかかってしまっておりまして、プログラマならお馴染みの、こういう動物が表紙に描いてある本すらも落ち着いて読むことができなくなってきました。
じゃあもういっそのことAIに読書を手伝ってもらえば良いよね、ということで、最近はAIとチャット形式で読書しています。
いや、読んだのはAIなので私はおしゃべりしているだけか?
と、そんな感じのモーティマー・アドラーが言っていたような「著者と対話をするような読書」をAIチャットで実現してみたので、この体験をお裾分けしたいと思います。
書籍との対話例
表紙に動物の絵が描いてあることで定評のあるオライリーでは電子書籍としてEPUB版とPDF版を購入することができます。そこで、物理本として持っている「機械学習エンジニアのためのTransformers」の電子書籍版も購入し、EPUB形式のデータをベクトルDBに取り込んでみました。今回はこちらの書籍との対話をお届けしたいと思います。
まず手始めに「そもそもこの本では何が書いてあるの?」と聞いてみます。
なるほどね。もうちょっと具体的に教えて欲しい。
そういえば最近「ファインチューニングが正しい意味で使われていない」みたいなツイートを見たので、正しい定義を知りたいな。定義って何?
なるほどだね。これはまぁ、普通にGPTが知ってそうな知識だったね。それじゃテキスト要約について詳しく教えてもらおうか。
いろいろあるのね。一つずつ聞いて見ようか。
なるほどね。どんな風に実装するの?
BERTを用いた抽出型要約ってどんな感じ?
ほうほう。蒸留ってどういうことするの?
もうちょい分かりやすく教えて欲しい。
なんか煙に巻かれたような。
・・・という感じで読書を進めていくわけです。気軽でしょ?
オススメのシチュエーション
スクショのために今回はPCで読書ボットとやりとりしましたが、オススメのシチュエーションはスマホで音声入力しながら対話することです。これをやると、本当に対話っぽくなるので面白いのです。人文系の書籍でやった方が面白いかも知れませんね。
アドラー心理学の本とかでやってみると面白そう。
注:冒頭のアドラーとこっちのアドラーは別人です。
参考記事
このあたりの記事を組み合わせることでこのようなチャットボットを作成することが可能です。ニーズがあれば、ステップバイステップで自分専用の読書ボットを開発できるコンテンツを作ろうと思います。
現場からは以上です。
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