日本麻雀百年史 第21回 女子プロの誕生

※本記事は麻雀界第21号に掲載されたものです。
 
 麻雀は、遊びにしても競技にしても、典型的な男性社会の営みだった。
 それが、昭和四〇年代から五〇年代にかけて、女性の参入がわずかながら増えてきた。大会参加者の増加、女性だけのグループ、フリーマージャン店での女性従業員急増など、いろいろな現象を経て、やがて女子プロが誕生するにいたった。
 その経緯をたどってみよう。

『女新撰組』と『麻女セブン』の誕生

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