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日本プロ麻雀協会・第19期雀王 矢島亨プロインタビュー

※この記事は麻雀界119号で掲載されたものです。

麻雀より面白い遊びはない―
ずっと変わらぬその情熱を原動力に

10歳のころから麻雀を始め、その魅力に引き込まれていった矢島亨プロ。入会13年目で悲願の雀王獲得から次期Mリーガーの呼び声高く、自団体では後輩からの信頼も厚い。そんな彼はこれまでどのような道のりを歩んできたのか―

高橋:矢島さん、本日はよろしくお願いいたします。

矢島:はい、よろしくお願いいたします。

高橋:まずは月並みな質問ですが、麻雀はいつから始められたのでしょうか?

矢島:10歳の時ですね。

高橋:10歳というと小学生ですか、相当早いですね。

矢島:確か小学4年生くらいでしたね。麻雀漫画を読んだり、ファミコンのゲームをよくやっていました。そのころは実際に家族と打ったりもしていました。

高橋:なるほど。そうすると、そのころから麻雀の勉強もされていたのでしょうか?

矢島:いえいえ、その時はまだ麻雀の戦術本などもほとんど出ていなかった時代ですので、みんな〝流れ〟の話とかばかりでしたね。

高橋:本格的に麻雀を始めたのはいつごろでしょうか?

矢島:18歳の時です。フリー雀荘に行き始めてから「麻雀より面白い遊びはないな」と思い、どっぷりハマってしまいましたね。今でもそう思っています。

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