斉藤勝久の「麻雀バカ一代」記 第6章

※本記事は麻雀界16号に掲載されたものです。

=第六章= 

2巡目という早い段階でカンが入り、しかも親がリーチ。この局面に俺は、またもや後塵を拝する。まだ始まったばかりとはいえ、何もできない状況に苛立ちが募る。
そんな状況にもかかわらず、普段ならまず絶対に親に歯向かうようなことをしないヤギさんが、珍しく追っかけリーチをかけてきた。しかも、ドラ「中」をたたき切って。

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