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土田浩翔プロエッセイ「卓上から宇宙を見る」第43回「尖張牌の役割」
※本記事は麻雀界79号に掲載されたものです。
オーラス 親 1本場 ▲5000
前局の0本場は、ドラの白がポンできて、リャンメンをツモアガり、ダンラスから接戦のラス目に浮上した親の配牌です。(図1)
赤
図1.一三五七九③⑥⑦⑧⑧336南 ドラ⑧
赤入り麻雀なので、いつもの競技とは思考が異なるのでは?という疑念も含め、私の弟子にあたるプロが訊いてきました。
土田浩翔の「卓上から宇宙を見る」第3回出目で勝負は決まる!?
麻雀競技をする際、サイコロを振る場面は大きく分けると3つあります。
(1)場所決めをするとき
(2)親決めをするとき
(3)親番で開門するとき
(1)と(2)に関しては、 自分がサイコロを振らないケースもありますが、(3)については必ずその役目を果たさなければなりません。
〝サイコロを振る”ことによって4者の運命が決まります。
〝サイコロを振る〟ことによって、運命を変えることもできます。
麻雀プロの存在ってなに?
7才でマージャンを覚え、18才で競技デビューし、27才でプロになった私は、50年近くこの摩訶不思議なゲームと向き合ってきました。
でも、いまだに分からないことだらけで、マージャンの輪郭をなぞっただけの知識しか持ち合わせていないことに気づかされます。だから麻雀に対して色々な楽しみかたがあっていいと思う。
・手役が好きで好きで、アガれなくたっていいから、色々な手役を狙って楽しむタイプ
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