麻雀書籍の紹介の栞
こんにちは、Mahjong Academy Channelの新谷です。麻雀の書籍は数多くあり、私も年に5冊ほど購入しています。(マンガ以外で)
以前は麻雀の本ってどこに売ってるの??と聞かれることがよくありましたが、最近では書店で購入するよりもインターネットで注文したり、電子書籍で購入される方が増えたので聞かれる頻度は減りました。書店を覗いてみると、麻雀コーナー(大抵、趣味のコーナー囲碁・将棋、競馬と同じ棚)には入門書は複数種類置いてありますが、戦術本になると人気プロの最新の本しかないことが多く、僕の通勤している麻雀教室の下の階にある書店では麻雀の本の取り扱い自体をやめてしまっていました。
戦術本の多くは専門用語を理解している体で書かれているため、慣れていない人には1ページ目から読む気を無くしてしまうくらい難解なものも多くあります。自分のレベルに合うものを探すとなるとどれを買ったらいいのか分かりにくいのも書店が在庫を置きにくい要因になっていると思います。本屋さんの店員さんに聞いてもおそらく分からないと言われてしまいますからね。
入門書・戦術本のオススメする選び方
というわけで(どういうわけで?)私、新谷がおすすめする選び方は
①好きなプロの本を選ぶ
②イラストが多いものを選ぶ
③直近で何冊も出している、棚に多く並んでいる著者のを選ぶ
この3つのポイントが私がおすすめする本の選び方となります。①は麻雀ファン層向け・②は初級者向け・③は脱初心者から中級者向けのおすすめポイントとなっています。中級者以上の方におすすめの本は僕が読んだ中から参考になった本を用途別に今後紹介していきます。
①好きなプロの本を選ぶ(ファン向け)
好きなプロがいるかいないかで決まってしまいますが、本を書いているプロの方は最近ではMリーガーかYoutubeに出ている人が多くファンとの交流会などを頻繁に開いています。(現在はコロナ禍のため自粛中)
好きなプロの本を読んでモチベーションを上げたり、サインをもらいに行ったり、家に飾ってニヤニヤしたり使い方はたくさんあります。買って後悔することはないでしょう。
②イラストが多いものを選ぶ(初級者向け)
先ほども述べましたが、書店においてある本の多くは入門書です。麻雀人口の多くはライトな初心者層ですので、分かりにくい専門用語を使った戦術本はあまり売れません。そのため初心者からその少し上くらいの人が読みやすい本が売れ筋に並び、著者もそれを意識して書いています。どんなに良い本であっても最後まで読んでもらえなければ意味がありません。その点イラストの多い本は内容は少し薄くても最後まで読みやすさや分かりやすさを意識しています。専門用語や基本をマスターするまではこれを目安に選んでみてください。
③直近で何冊も出している、棚に多く並んでいる著者のを選ぶ
麻雀の基本はマジョリティー(多数派)を理解することです。この基本をマスターすることでマイノリティー(少数派)の考えや戦術にも対応する能力やその時の状況に応じた戦い方が出来るようになります。棚に並んでいる戦術本の多くはMリーガーのものです。Mリーグのリーグ自体のレベルが最高峰とは言えませんが、人気プロも多く在籍しており、現在売れている書籍の多くは人気プロのものとなっています。Mリーグに出場していない方でMリーグが開始して以降何冊も出版し書店の棚に並んでいるということは、それだけ需要がありその人の戦術解説がマジョリティーに受けている証拠です。
戦術本は役に立つ?
麻雀の戦術本を読んで強くなることは滅多にありません。
読んだ内容が実戦ですぐに出てこない。一度読んだくらいでは覚えていない。読んだからと言って目に見える結果がすぐに出ない。
数え上げればキリがありませんが、だからと言って無駄な訳ではありません。おすすめするくらいですから役立たせる方法はあります。
新しい知識を得る。
特に初心者の方にとっては新しく覚えることはいくらでもあると思います。はじめのうちは本を開きながらスマホで麻雀ゲームでいいと思いますので、これが本に書いてることなんだなとゲームと本を照らし合わせて遊んでみてください。
間違い探しをする
麻雀を覚えて慣れてくるとこんなことを言い出します。『早いリーチはイースーソー』語源は早いリーチは急ぎ過ぎをいじったものと聞いたような気がしますが、早いリーチがたまーに1・4で待つことはあっても大抵は1・4ではありません。しかしたまに1・4であがったり放銃したりすると本気で「ほらね」と言い出す人がいます。
今のは例え話ですが、
麻雀の最大の敵は自分の思い込みです
間違った知識を正しいと思い込むことが一番の妨げになります。「振り込んだらいけない」「リーチに対してドラを捨ててはいけない」「リャンメン以外、悪い待ち」「ピンフのみはリーチしてはいけない」などなど少し思いついただけでも沢山挙げられます。これら自分が正しいと思い込んでいるものとプロや上級者の常識を擦り合わせ、自分の考え方の間違いを探してください。
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