成績のコンディション

リーグ戦は1年間終わって、ベスト3までに入ることが目標。
そうすれば、ディフェンディングチャンピオンと4回戦を4日戦い、順位を決めるいわゆる「鳳凰戦」に出ることができる。
リーグ戦もタイトル戦もとてもサバイバルな戦いです。
1年間のコンディション(体調)も大変ですが、成績のコンディションもとても重要。とても気の抜けない戦いです。
今季から達人戦も新設されました。9月時点であと2節。上位6人を決めて、準決勝、決勝戦と駒を進めます。この大会は長年麻雀をしてきた人たちへのごほうびなのかと考えています。年間のリーグ戦として、楽しみながら戦っています。
今は沢崎が首位にいて、私は5位。残り3回戦を頑張って、まずは6位以内を目指して頑張っています。

1年間のリーグ戦などは、毎節、対局が近くなるとナイーブになって、精神的に辛い思いをしていました。よく三十年、四十年とやってきたものだと思っております。

マスターズ、王位戦、十段戦などはスポットの戦いと考えていて、ベスト16から4人を選ぶというサバイバル戦。ベスト16はおろか、その前の戦いでもいい成績を取らないといけなく、成績のキープが難しい。1日目は大丈夫だが、2日目はダメというのがよくあり、成績を整えるのが私は得意ではないなと。

でも、プロ麻雀連盟以外にもたくさんの団体があって、切磋琢磨してスターが生まれてくる。私もそうであるが麻雀にスポットを当てて考えていると苦節何年でモノになってくる。連盟の瀬戸熊、佐々木寿人たちもいきなりスターになれない。しんしに麻雀に向かっていると自ずといつか光明が当たる。
私は野球を見るのが好きなのだが、ドラフト1位で入り、即スタートして活躍する人などはほんの一握り。私もA1で戦っている時、前原や沢崎らの麻雀を後ろからずっと見ていた人たちが今、活躍しているのではないかと思う。

実は私も当時の小島武夫、灘麻太郎の麻雀をずっと見てたのである。
いかに麻雀に向かえる時間を増やせるか…で、決まると言っても過言ではない。

その後にセンスが問われるのである。

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