麻雀の上達には「習うより、慣れろ」「自分の責任で結果に聞くこと」
どうなったら麻雀勝てますか?
よく問われる言葉である。
その一挙手一投足を見てアドバイスも必要であるが、私は常々いう事がある。
「習うより慣れろ」
私の経験からのエピソードである。
私が本格的に麻雀をしていた時、1年間は本当に負け続けた。
その時に私の支えになっていた言葉が、当時の師匠の師匠である人が
「おい、この古川は強くなるぞ」という言葉であった。
私は見当がつかなかったが、その言葉を胸に秘めて勝ち組を目指していたものである。
当時は私は大学生。
大学が終わったら、毎日麻雀という生活。
当時は東京から名古屋に帰って、高校時代の仲間たちと3泊4日のスキー旅行を企画していたので同行した。そんな時にもスキー板は放ったらかしにし、民宿に立てこもって麻雀をやって帰った。他の友達はあきれ返っていた。
時間が空いたら麻雀。
3連休などがあった時、友人のアパートで麻雀ができる環境であったので3日寝ずに麻雀を打ち続けた。そしてとうとう4日目…というところで私の頭に血が登ったのか、鼻から血がプーっと出てダウン。そんなこんなで毎日麻雀漬けであった。
私が思うに単なる麻雀好きで麻雀が趣味の人は趣味で留めるべき。
もう一つ。
麻雀の強くなるコツは「十分系になったら、放銃するまで押すこと。」
十分な手の場合、行ってみてその結果を見て次はどう打つべきか、行くべきか、行かざるべきかの経験をたくさん積んだ方が良いと思う。
実は健康麻雀の講師で培ったノウハウである。
例えば、
「先生、この場合どっちを切ったらいいですか?」
と質問が来る時がある。
その場合は往々にして
「自分で判断してください。」
というふうにいう場合が多い。これにはわけがある。
というのもこの質問が来たときには相手からリーチがかかっている場合が多い。
よくよく考えてみれば、生徒さんはあがりたいが放銃が怖い。その時に先生に背中を押してほしいんだなと思う。それだけならばいいが、いざ放銃となれば、これは先生のせいというわけだ。
健康麻雀で思い出したことがある。
同じような質問があった時にこれだよと教えても
「えー、そっち?」
と言われることがある。先生の言うことを聞かないのであるならば
「ならば自分で判断してください」
ということになる。
「反論してくるのですか?ならば自分でやって下さいよ」
と思うじゃないですか?分かりますよね?
先生には教えを乞うものなのである。
こういうことを繰り返す生徒は流石に
「御免こうむる」
というふうになるわけである。
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