絶望希望

あと二年もしたら
僕は諦めるんだ
ふつうのひとになるさ
そんな日曜日がいま。
どこにもいけないまま
あと二年て決めたら
とても変われるかな
そんな甘くないよな
隣の男の子や
夢みるおんなのこ
みんな必死に走ってる
僕はもう
諦めていて
情けない
なにも湧いてこないわけじゃないのに
形に出来なくてゴミ箱行き
才能があると言われ
才能をゴミ箱に捨てようとしているよ
みんなはもったいないと言うけど
怖いとかおもってる時点で
欲がみんなに負けていて
みんなが眩しくて
嫉妬すらわいてこない
ぼくはどんどんとゴミになるまえに
諦めることすらできないまま
音楽の神様ぼくは失礼ですよね
昔から、そうあのときから
とんでもないでかいことしたときさえ
僕はあなたに失礼でしたよね
下手でもいいから歌ってつくって
でも必死にもがいて
それができたときがあったのに
僕はまるでゴミですよね
ぼくにあんなことした男みたいに
ぼくは日に日にごみになって
捨てられて拾われて
今日もつづけている
神様には失礼かもしれない
他人のためなんてばかげているかもしれない
大丈夫だ なるようになる
もがくのも描くのも切り開くのも
とてもかっこいいけど
ぼくのスタイルで
ぼくの波を感じながら
生かされてるんだ
それがぼくの絶望だとしても
いつか僕がきえちゃっても
ささやかな給料と君の寝息が
新しい僕のページをめくるよ

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