タイトルです

『主人公』 第1話

INDIEZ制作YouTubeドラマ 
#主人公  第1話が9月2日18時に配信されました。
無事に全世界配信を迎えられて、嬉しくもありホッとしています。

初めてnoteを書きます。
あ、INDIEZの監督・プロデュースその他諸々をやってるものです。
以後、お見知り置きを。
文面にするのが苦手なのですが、読んでいただけたら嬉しいです。

1話をすでにご覧いただいた皆様、まだこれから見る予定の皆様、心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。

皆さんの目に触れることができた、主人公というドラマができたのは、
他でもない、こうしてクラウドファンディングという未知数なものにご支援いただいた皆様、そしてこの作品に出演を決めてくれた、オファーに応えてくれたキャストの皆様、そして僕らの無謀な挑戦に賛同してくれたスタッフのお陰です。

今回が第2弾となるINDIEZですが、
第1弾の『タスクとリンコ』の時も不安でいっぱいでした。
今回も初めは不安で押しつぶされそうでした。でも、企画を進めていくうちに、面白いものになるという期待が徐々に膨らんでいきました。
テレビ?ネット?YouTube?と、一体どうなる企画なのかもわからずに、いきなりやりたいと投げられた企画書を読んで快諾してくれたキャストの皆様には、本当に感謝です。

本当に、ありがとうございます!


さて、今日はTwitterにストーリー、インスタライブと、
配信日当日といった感じのめまぐるしい感じでSNSが稼働していました。
そんな中、始まった、配信された第1話。
みてくださった皆様、いかがだったでしょうか。
是非、感想を聞かせていただければ幸いです。

今回は大学生がテーマです。
就職活動や恋愛、家族のこと、いろんな悩みで溢れかえる時期。
世間的には一番気楽だなんて思われているかもしれません。
でも、大人でも子供でもない一種のモラトリアムを抱えたこの期間。
それは人生の一番大きな転換期だと思います。
大学生にとっては、今が一番大事な時期で、今が世界の全て。
大人になる直前の、一番、一番、大切な瞬間。
それだけは、間違いない。

僕自身、大学生活の中でこれらいろんなことを経験してきました。
今回の演出やプロデュースには、そういった自分の経験ももちろん多く関わってきています。

1話で明確に現れた内容。
エンパス。就職活動。家族の死。LGBTQ。

エンパス。
文献を見つけた瞬間、僕が入れたくなったテーマです。
たくさん調べました。
いろんな感情を受け取ってしまうがあまり、
感覚を共感しすぎてしまい一部の生活が苦しくなったりする。
日本人は察する文化が強い社会性を持つので、5人に1人はいると言われています。
純太自身はどう捉えているのか。何を苦しみ、考えているのか。
1話に関しては、純太は序章にすぎません。
これから純太の物語が進んでいきます。
エンパスを抱えた彼がこれからどう成長していくのか、是非、純太の目と共に注目してください。

就職活動。
これに関してはたくさんキャストと話しました。
僕の実体験をたくさん伝えさせてもらいました。
ヒリヒリした独特で他には本当に感じることのできない、特有の空気感が画面を通して少しでも伝わればと思っています。


LGBTQ。
1話で、主に取り上げられたテーマです。
僕自身、自分がなんなのかわからなくなる瞬間が多々あります。
ただ、一つ言えるのはそこに正解はないということ。
でもぼやっとしているからこそ、生半可な気持ちで取り上げてはいけない題材です。
何が正しくて、何が正しくないのか。
千差万別、十人十色、人の価値観は山ほどあります。
僕にもあるかもしれないと捉える
それをキレイと捉える、
私には絶対ないと捉える、
あり得ないものだと否定する。
全部それぞれの価値観。
でも、それでいいんです。
人それぞれなのが当然だから。
1話を終えて言えることは、大介や勇次郎が話した言葉だけを見て、1話だけを見て判断をしないで欲しいということです。
連続ドラマですし、6話までを通して彼らの言葉にたくさんの繊細な感情が組み込まれています。
決して純粋に受け入れられている環境ではない。
ただ、受け入れたふりをされ続けるだけ。

個人的な見解ですが、近年こういったLGBTQを扱う作品はどんどん増えてきました。
しかし、このテーマをエンターテインメントとして取り上げるつもりは更々ありませんでした。
どうしてもインパクトのある描写になりがちだからこそ、精神的な部分をしっかりと描いていきたい。そこを見て欲しい。
吐き出される言葉のピリピリした怖いけど触れたくなるような雰囲気。
そこに見え隠れする繊細な表情や仕草を見て欲しいと思っています。

僕は演出をしていく中で、森永にも話していませんでしたが、あるものへの一種の強烈なアンチテーゼとして描いたつもりです。
明確に言葉にしているわけではありません。
ただ、それが少しでも伝わったなら本望です。是非、ご注目ください。


長くなってしまいました。
こうして文にするというのは楽しいものです。
まとまりのない文章になってしまいましたが、
ここまで読んでいただきありがとうございました!
今度はキャストのことにでも触れたいと思います。

是非これからも主人公を応援してやってください!
皆さんに愛される作品になりますように。


2019.9.2   木村真人


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