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短歌結社 まひる野
2021年3月16日 19:06
「定型の土俵」というワード『定型の土俵』は章一郎先生の第十歌集であり、平成六年八月に出版された。詩歌文学館賞、短歌新聞社賞を受賞。入会間もない若造だったわたしは「なんて率直(すぎる)歌集名なんだ・・・」と思ったおぼえがある。 なぜ今それを思い出したかというと、短歌往来十一月号の大井さんの評論「不在の「短歌」」をを読んだからである。歌の問題について、3つの論点を上げる。 1.作者 =歌人と