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フェルシーが乗って嬉しかったので緑のディランザを作った。

ディランザ一般機を作りました。
実は昨年の発売日にせっかくだからと購入してラウダ機としてパチ組みして適当に飾っていたんだけども。

なんかこんな写真しかなかった

そんなわけで別に色塗ったりとかするつもりなかったんだけど『水星の魔女』第14話でフェルシーちゃんがついに乗ってくれたのでこいつぁめでたいぜと思い5ヶ月の雌伏の時を過ごさせたうえで一般機として完成させました。

14話で学籍番号がLP-017と判明したので貼ってます

フェルシーちゃんかわいいよねえ、パイロット科なんだ。いつかディランザ乗ってくれないかなとシーズン1初期から思っていたのでうれしい。割と記憶に残る活躍をしてくれたし。
我々はいつも「やっぱ量産型のロボットってカッコよくて最高だぜ」とかいいつつもこんなふうにネームドが活躍してくれないとイマイチ作る気が起きない厄介な生き物なんだ。

モモの下というかふくらはぎの下の方というかここってなんて呼ぶのが正しいんですか? な位置についてるスラスターは塗らなくて良かったのになぜかグリーンで塗ってしまった。後ろ姿がファッティー(ボトムズ)みてえになってしまった

プラモの話をしましょう。
今回もめんどっちぃのでメインカラーのグリーンと段落ち部分だけ塗装しました。
グリーンはガイアノーツのウォーカーギャリアカラー
段落ちはアクリルガッシュのジェットブラック
仕上げはプレミアムトップコートつや消しです。

グリーン塗った直後

本当はグリーンすら塗りたくなくて成形色の上から黒だけ塗ってツヤ消し吹いて終わりでいいだろって思ってたんですがディランザは脚にでっけえ合わせ目がありまして、これを消さないことには気が済まない。が、消すと成形色仕上げがむずくなる……というジレンマがあり、うまくいかなかったので塗りました。消極的塗装。

HGディランザ、上半身は巧みな分割ですばらしい色分けとディテール再現、いい感じのアクションが確保されているんですが脚は超容赦なく前後真っ二つです
最初はタミヤセメント使うとクレオスのセメントS使うよりも合わせ目が目立たない気がする! とか思ってたんですが
完全に気のせいだったのでこのあとサーフェイサーを吹きました

とはいえディランザの脚部の面構成はかなり複雑であり、やろうと思えば合わせ目が出ない形にもできたんやろうなとは思うものの現状ランナーがパツパツ状態であり、ここに「2パーツじゃなくて5パーツくらいに分けたら合わせ目回避できたやろ!」と思いはするものの、そうした場合もう1枚くらいランナーが必要になって値段が上がってただろうなみたいなことを考えるとあんまり責められないみたいな気持ちもある。

本来客側がこんなふうに開発側に「仕方ないよね」って忖度する必要はまったくなく、「できるんだからやれや!」って言っても別にいいとは思うんだけどなんかまあ、無理だよなと思ったので許す。めんどくさいけど。

あと上半身の構成は本当に美しいのでそこは褒める。

色分けちゃんとしつつ、紫パーツと腰パーツで身体の前後可動をやっていき、白パーツは首回りのパーツの接続に使う。首周りは上からハメられるので合わせ目が出ない。美しい。首周りって俯瞰で見た時いちばん目立つもんな

段落ちはまたもやアクリルガッシュ→マジックリン落としです。エナメルと違ってプラスチックが割れる心配がないのが頼もしい。でも今回は塗りを雑にやりすぎて落とす時に苦労しました。
面倒くさがって筋彫りの彫り直しもほとんどやらなかったのでそこも大変だった。うまく塗料が伝ったり残ったりしてくれなかったので……。

デカールは待望の水星の魔女用デカールが発売されたのでアスティカシア学園の校章とジェターク寮のマークを貼り貼り。シーズン1のときに出して欲しかったぜ。
017の数字は適当なハイキューパーツの数字を切り貼りして作りました。「LP-」の字は適当なデカールを持ってなかったのでシカトした。

各部のマーキングもハイキューパーツのデカールです。

もうあまり書くことがないので適当に写真を貼っていきます。
最近『水星の魔女』がおもしろいのと、適当な力の抜き方がわかってきたのと、マンガのネームをひたすら描いていて気が狂いそうになった時の気晴らしにヤスリがけがちょうどいいのとが合わさって割とガンプラを完成させているので「なんかTwitter以外にもどっかに残したいな」という気持ちが出てきました。のでちょくちょくnoteにこういうダラダラしたことを書いていきたいという気持ちがある。あるが、結局めんどくさがってやらないかもしれない。明日のことは誰にもわからない。

『水星の魔女』は決闘のルールがアンテナを折ることなのでなんかプラモにも近接武器を持たせたくなるのがいいところだと思います。

以前グエル用ディランザも作ったので並べる。こいつも本当は塗りたくなかったんだけど合わせ目消しと筋彫り失敗したから塗らざるを得なくなったんだよな。

グエル先輩! 大変っす!

そんなわけでディランザのプラモ。
上腕〜肘〜前腕のつながりが美しいとか
膝周りのはめ殺しにさせないための工夫とか
盾の収納ギミックが機能的でカッコいいとか
何よりも形部さんのデザインの落とし込みがめちゃめちゃ良くできてるとか(Gレコとかオルフェンズの頃より遥かに進化していてビビる)すごくいいキットなので脚の合わせ目に負けずみんなも作ってください。

正直私も脚の処理がめんどくさくてもう作りたくないんだけどお父さんの機体も作りたいので頭を抱えています。俺たちはいつもプラモを作りたいという気持ちとプラモなんか作りたくないという気持ちに挟まれている。でもこれはあらゆることに通ずることで生きている限り向き合わなければいけないんだメシとか絵とか。
さようなら。

読んだ人は気が向いたら「100円くらいの価値はあったな」「この1000円で昼飯でも食いな」てきにおひねりをくれるとよろこびます