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ドラゴン桜のドラマを振り返る②

桜木先生の行動や判断はいつ見ても貴重に共感だと思うところが多いし、このような先生に教えてもらえる生徒は幸せかもしれないだろう。とはいえ、現実はなかなか少ない厳しいところはある。特に現場の教師たちって最初は、大学の教員免許を取るために文科省が定められた単位を履修するというのが基本である。しかし、都道府県ごとに採用試験の中身は異なるし選考基準もバラバラ。そして合格したと思ったら、現場では的外れな教科を担当させられたり専門外の仕事をしたりと現場によっては役に立たない、新しいことを身に付けながら子どもたちのために仕事をする苦労が増えるという精神的負担を背負わなくてはならない。

これが教員の理想像とは矛盾する厳しい背景に心のストレスが溜まる人は増加する傾向にあり、休職する方もいれば自主退職して転職する方が増加している。そのため、管理職の平均年齢も若くなったりと年齢差も経験浅いままに違いが起きるという話を聞いたことある。実に母校でも言語理解が足りないし、体罰したり不適切な指導を正しいと誤解している方が管理職や主任などの昇任なりと責任ある立場にいるわけという現状だ。そして私は非常に不愉快な格差であり、理解できない自己評価制度とパワハラが実在しているのを無視しようとした不適切な対応をする教育委員会と管理職の連絡共有は、腹立たしいわけで苦しめている暗黙の過去がある。

と話は逸れてしまったが、ドラゴン桜の中で魅せる桜木先生という行動から理解できる点は3つある。

1、生徒に色々と押し付けず、シンプルな発言で根拠を出して考えさせてあげる姿勢
2、間違っていることをはっきり述べて何が正しいのかということを説明できる姿勢
3、生徒を主体的に調べて、考えて、行動するようにするためには教員自身から生徒に歩み寄る行動でじっとして待つことの姿勢

これがまた私も共感だと考え、常に生徒と同じように行動を取った犠牲は少ながらず他の先生たちよりは自信あったはず。でもきこえる人は全く見ないので分かっていなかった。残念なことであるし、オンライン授業となればもっと生徒に向き合う行動をしないというのはマズイことだと私は強く感じる。それはなぜだろうか。

きこえない子どもたちは、実にいうときこえる世界で見る暗黙の了解とか、声で話さなくても気付く、分かるような内容把握などの意思疎通が苦手であるのだ。音が聞こえないわけなので、小さな相打ちだったりささやきな会話などの情報量も少ないので分かっているのではなく、分かったとはいえるのか、いえないのかという微妙な判断がある。

オンライン授業では待っているほんの数分間で何をしたら良いのかというのも伝わりにくいし、お互いにやっていることが見えないので、どうするかというのも上手く取らなければ面白く進められず、固苦しくなるのが問題である。オンライン授業をするにあたって、まず集中を続けることができることの工夫や内容の厳選など色々と考えるべき点は多い。これについては、オンライン授業のお話なので省略する。

ドラゴン桜の中で見る桜木先生と他の先生が生徒に対する接し方ははっきりと対比しており、かつ生徒がどのような影響を受けているのかを描かれている。ドラマでも見て自分はこんな先生に受けてもらいたいなー。と思ったら、それはやっぱり良い教員像であると考える。まっ、良い先生の在り方って何か必要なのか。一人一人の考えは違うかもしれないが。。汗